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2026-09-30 15:30 発表・第3四半期累計

スター・マイカHD2975

売上3割増、本業のもうけは約1.7倍で過去最高

検出の強さ (理由の重みの合計 4。売買のおすすめ度ではありません)

2025年12月から2026年8月までの累計で、売上高は652.3億円(前年同期比+34.4%)、営業利益(本業のもうけ)は97.7億円(+67.4%)になりました。第3四半期までの累計としては、売上も利益も過去最高です。営業利益はすでに、会社の通期予想104.5億円の93%に達しています。

1何が起きたか

前年同期今回変化
売上高485.4億円652.3億円+34.4%
営業利益本業のもうけ58.4億円97.7億円+67.4%
営業利益率売上のうち本業で残る割合12.0%15.0%+3.0pt
会社の通期営業利益予想
104.5億円
予想に対する進み具合
93%前年同時期 80%

2なぜ検出したのか

売上が増えただけでなく、売上のうち本業で残る割合(営業利益率)が12.0%から15.0%に上がりました。売上の伸び(+34.4%)より利益の伸び(+67.4%)が大きく、稼ぐ効率が良くなったことを示します。通期予想に対する進み具合も、前年同時期の80%から93%に上がっています。

  • 利益率が改善+2

    第3四半期までの累計の営業利益率が 12.0% → 15.0%(+3.0ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。

  • 利益が売上より大きく伸びた+2

    売上 +34.4% に対して営業利益 +67.4%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。

会社の説明から読み取れる要因

  • 中古マンションの販売戸数が増えました。会社は、賃借人が住んだままの物件(オーナーチェンジ物件)の売り方を増やしたことが効いたと説明しています。
  • 都市部を中心に物件を買ったことで、販売価格と利益率が上がりました。販売利益率は18.8%(+3.6ポイント)です。
  • 不動産の仲介や相談業務(アドバイザリー事業)で、手数料収入が増えました。大口の成功報酬も入っています。
  • 売上の増え方に比べて、販売費及び一般管理費(営業にかかる経費)の増え方が小さく、利益が残りやすくなりました。

3市場はすでに気づいていないか

下がった業績の数字は良い方向に変わったのに、株価は市場全体より下がりました。市場は数字以外の点(今後の見通し・一時的な要因など)を気にした可能性があります。

市場全体(TOPIX)との差
発表直後の取引日2026-10-01(前の取引日の終値と比べて)-5.3%
発表後これまで2026-10-01〜2026-10-15・10取引日-11.4%
発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか-12.1%
発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて6.0倍
  • 発表直後の売買の量(出来高)は、ふだんの約6倍でした。注目が集まったことを示します。

「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。

4予想が外れるとしたら

  • 首都圏の中古マンション市場は、2026年8月の成約件数が前年同月比10.5%減で、5カ月連続の減少です。成約価格も4カ月連続で下がっており、販売が鈍ると今の勢いが続かない可能性があります。
  • 首都圏の中古マンションの在庫は前年同月比8.2%増です。売り物が増えると、販売価格や売れるまでの期間に影響が出るかもしれません。
  • 借入金を増やして物件を仕入れています。販売用不動産は約1,050億円から約1,323億円に増えました。売れ行きが悪くなると、在庫と利息の負担が重くなります。

反対材料・気をつける点

  • 通期予想は据え置きで、累計の営業利益はすでに93%に達しています。第4四半期の利益が小さくなると会社が見ているのか、予想が控えめなだけなのかは、材料からは分かりません。
  • アドバイザリー事業の増益には、大口の成功報酬が含まれます。毎回入るとは限らない一時的な収入です。
  • 経常利益(利息なども含めた利益)には、デリバティブ評価益(金利などの変動による計算上の益)4.4億円が含まれています。前年同期は2.3億円です。営業利益とは別の項目で、市場の動きで増減します。
  • 利息の支払いが増えています。支払利息は9.0億円から12.2億円になりました。

5何が起きたら見直すか

  • 首都圏の中古マンションの成約件数や成約価格の下落が続き、同社の販売戸数や販売利益率(18.8%)が下がったとき。
  • 次の決算で販売用不動産の残高がさらに増え、売上が伸びないなど、在庫がたまっている様子が見えたとき。
  • 通期の営業利益が予想の104.5億円を下回る見通しになったり、予想が下方修正されたりしたとき。

6検出後の成績

市場全体(TOPIX)との差
1週間後発表の翌取引日(2026-10-01)の終値から-5.9%
これまで2026-10-01〜2026-10-15・9取引日-6.5%

この会社は、サイトの公開前にさかのぼって検出したものです。

発表後の反応が同じ「下がった」だった会社のこれまで

  • 1週間後:市場全体との差は平均 -4.8%、市場全体を上回ったのは 5件中 1件

うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。

用語

営業利益
本業で稼いだもうけ。売上から、仕入れ(原価)や人件費などの経費を引いたものです。
営業利益率
売上のうち、本業のもうけとして残る割合です。高いほど効率よく稼いでいます。
オーナーチェンジ物件
借りている人が住んだまま売買される賃貸中の物件です。
販売用不動産
売るために持っている物件です。会社にとっての在庫にあたります。
通期予想
会社が発表している、1年間(2025年12月〜2026年11月)の業績の見通しです。
経常利益
営業利益に、受取利息や支払利息などを加減した利益です。

元の資料

資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-14 21:57(ルール v0.1)