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2026-10-14 15:30 発表・第1四半期累計

ケイブ3760

本業が黒字に転換し、利益率が大きく改善

検出の強さ (理由の重みの合計 5。売買のおすすめ度ではありません)

ケイブの2026年6〜8月の売上高は26.9億円で、前年同期から2.3%増えました。本業のもうけ(営業利益)は前年同期の5.7億円の赤字から、5.5億円の黒字になりました。売上はほぼ横ばいですが、費用が大きく減ったため、利益が大きく変わりました。

1何が起きたか

前年同期今回変化
売上高26.3億円26.9億円+2.3%
営業利益本業のもうけ-5.7億円5.5億円―
営業利益率売上のうち本業で残る割合-21.5%20.7%+42.2pt
会社の通期営業利益予想
14.5億円
予想に対する進み具合
38%

2なぜ検出したのか

売上があまり増えていないのに、営業利益率(売上に対する本業のもうけの割合)が-21.5%から20.7%へ42.2ポイント上がっているためです。売上の伸びではなく、費用が減ったことが利益を押し上げており、この状態が続くかどうかが焦点になります。通期の営業利益予想14.5億円に対し、第1四半期で38%まで進んでいます。

  • 利益率が改善+3

    第1四半期までの累計の営業利益率が -21.5% → 20.7%(+42.2ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。

  • 赤字から黒字に転換+2

    営業利益が -5.7億円 → 5.5億円。前年同期の赤字から黒字になりました。

会社の説明から読み取れる要因

  • 売上原価(商品やサービスを提供するための費用)が21.9億円から14.3億円に減り、売上総利益が4.4億円から12.6億円に増えました。
  • 販売費及び一般管理費(宣伝費や人件費など)が10.0億円から7.0億円に減りました。
  • 「東方幻想エクリプス」で、キャラクター制作の外注費や社内工数の最適化を進めたと説明されています。
  • 「キングダム 乱」で外部課金決済サービスの利用率が安定し、代金回収手数料が減って収益性が上がったと説明されています。

3市場はすでに気づいていないか

大きく反応した発表直後の取引日に、市場全体より大きく上がりました。多くの投資家がすでにこの変化に気づき、株価に織り込みはじめている可能性があります。

市場全体(TOPIX)との差
発表直後の取引日2026-10-15(前の取引日の終値と比べて)+22.6%
発表後これまで2026-10-15〜2026-10-15・1取引日+22.6%
発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか+4.3%
発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて1.5倍

「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。

4予想が外れるとしたら

  • 新作「新約・怒首領蜂大復活」は8月27日に発売されたばかりで、今期の売上にどれだけ貢献するかは材料からは分かりません。
  • 主力のゲームは、復刻キャラクターやコラボ施策、イベントに売上が左右されます。人気が落ちれば売上が減る可能性があります。
  • 費用の減少が一時的なものであれば、利益率は今回ほど高い水準を保てない可能性があります。
  • 会社は通期予想を変更していません。残り3四半期で進み具合が想定より鈍れば、予想に届かない可能性があります。

反対材料・気をつける点

  • 経常利益9.1億円には、保険解約返戻金2.8億円や受取配当金0.7億円などの営業外収益が含まれます。これらは本業の力とは別で、毎回出るとは限りません。
  • 前年同期は赤字だったため、増減の比較では改善が大きく見えます。今回の数字だけでは、費用が減った理由が今後も続くかは分かりません。
  • 売上高の伸びは2.3%で、動画配信関連事業の売上は1.2%減っています。売上全体の成長は小さいです。

5何が起きたら見直すか

  • 次の四半期(2026年9〜11月)で、営業利益率が大きく下がり、今回の改善が一時的だったと分かったとき
  • 「新約・怒首領蜂大復活」の販売が伸びず、売上への貢献が小さいと分かったとき
  • 会社が通期の業績予想を下方修正したとき

6検出後の成績

記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。

発表後の反応が同じ「大きく反応した」だった会社のこれまで

まだ件数が少ないので出していません。

うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。

用語

営業利益
本業で稼いだもうけ。売上から原価と経費を引いたものです。
営業利益率
売上のうち、本業のもうけがどれくらい残るかを示す割合です。
経常利益
本業に加えて、受取利息や配当など本業以外の収支も含めたもうけです。
売上原価
商品やサービスを提供するためにかかった直接の費用です。
販売費及び一般管理費
宣伝費、人件費、事務所費など、販売や会社の運営にかかる費用です。
営業外収益
本業以外で得た収入。受取配当金や保険の解約返戻金などです。

元の資料

資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-14 21:57(ルール v0.1)