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2026-10-15 15:30 発表・第1四半期累計

IGポート3791

本業のもうけが約1.7倍、通期予想の59%まで進む

検出の強さ (理由の重みの合計 6。売買のおすすめ度ではありません)

2027年5月期の第1四半期(6〜8月)は、売上高が30.6億円から33.1億円へ7.9%増えました。営業利益(本業のもうけ)は2.0億円から3.4億円へ74.5%増え、売上の伸びよりずっと大きく増えています。会社は通期の予想を変えていません。

1何が起きたか

前年同期今回変化
売上高30.6億円33.1億円+7.9%
営業利益本業のもうけ2.0億円3.4億円+74.5%
営業利益率売上のうち本業で残る割合6.4%10.3%+3.9pt
会社の通期営業利益予想
5.8億円
予想に対する進み具合
59%前年同時期 26%

2なぜ検出したのか

売上の伸び以上に利益が増え、売上に対する利益の割合(営業利益率)が6.4%から10.3%に上がりました。また、通期の営業利益予想5.8億円に対して第1四半期だけで59%まで進んでおり、前年同時期の26%を大きく上回っています。会社の予想が控えめなら、あとから見直される可能性があります。ただし、見直されるかどうかは材料からは分かりません。

  • 利益率が改善+2

    第1四半期までの累計の営業利益率が 6.4% → 10.3%(+3.9ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。

  • 利益が売上より大きく伸びた+2

    売上 +7.9% に対して営業利益 +74.5%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。

  • 会社予想に対して進みが速い+2

    通期の営業利益予想に対して 第1四半期までの累計で 59% まで達成(前年の同じ時期は 26%)。会社の予想が控えめで、あとから上方修正される可能性があります。

会社の説明から読み取れる要因

  • 映像制作事業の売上が18.9%増え、営業利益は前年の1.4億円の赤字から2.8億円の黒字になりました。
  • 「THE ONE PIECE」などの納品が始まり、テレビ放映や配信の予定が決まった作品が増えました。
  • 商品販売事業では、「ハイキュー!!」や「進撃の巨人」の関連商品が好調でした。
  • 営業外では、持分法による投資利益(出資先の利益の取り込み)が0.08億円から0.35億円に増え、経常利益を押し上げました。

3市場はすでに気づいていないか

発表後の取引待ち 発表のあと、まだ取引が行われていません。次の取引日のあとに、株価の反応(TOPIX との差)を表示します。

4予想が外れるとしたら

  • 映像制作では、制作期間が長くなって人件費や外注費が上がった作品があり、受注損失引当金(赤字が見込まれる分の備え)を計上しています。今後も同様の費用が増えると、利益が減る可能性があります。
  • アニメの納品時期は作品ごとに偏るため、次の四半期以降は利益の出方が変わる可能性があります。
  • 版権事業は売上が22.7%減、営業利益が72.1%減で、減価償却費(設備やコンテンツ資産の費用化)の増加も重なっています。この傾向が続くと全体の足を引っ張ります。
  • 商品販売事業は今後の展開に向けた費用が先行し、赤字が広がりました。

反対材料・気をつける点

  • 第1四半期の数字は納品の時期に左右されやすく、通期の利益が同じ割合で積み上がるとは限りません。進み具合の59%は、そのまま通期の上振れを意味しません。
  • 会社は2026年7月に出した通期予想を変更していません。会社自身は、今のところ予想を引き上げる必要があるとは見ていないと考えられます。
  • 出版事業は売上3.4%減、営業利益10.9%減でした。減価償却費も前年同期の約2倍(0.87億円→1.74億円)に増えており、費用面の負担が大きくなっています。

5何が起きたら見直すか

  • 第2四半期の決算で、映像制作事業の営業利益が大きく落ち込んだり、受注損失引当金がまた積み増されたりしたとき
  • 会社が通期予想を発表し直し、予想の営業利益が現在の5.8億円から変わらない、または下がったとき
  • 版権事業の営業利益の減少が次の四半期も続いたとき

6検出後の成績

記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。

うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。

用語

営業利益
会社の本業でどれだけもうけたかを示す数字です。売上から原価や販売費などを引いて求めます。
営業利益率
売上のうち、本業のもうけが何%を占めるかを示す割合です。高いほど効率よく稼いでいます。
受注損失引当金
引き受けた仕事が赤字になりそうなとき、将来の損失に備えてあらかじめ計上しておくお金の見積もりです。
持分法による投資利益
出資している会社の利益のうち、自社の持ち分にあたる額を自社の利益として取り込んだものです。
通期予想
会社が1年間(今回は2027年5月期)の業績について出している見通しです。

元の資料

資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-15 20:32(ルール v0.1)