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2026-10-09 15:30 発表・第1四半期累計
Sansan4443
売上2割増で、本業のもうけが約4.4倍に
検出の強さ (理由の重みの合計 5。売買のおすすめ度ではありません)
Sansanの2026年6〜8月の売上高は147.5億円で、前年同期より20.1%増えました。本業のもうけである営業利益は5.3億円から23.2億円に増え、営業利益率(売上のうち本業で残る割合)は4.3%から15.7%に上がりました。
1何が起きたか
| 前年同期 | 今回 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 122.8億円 | 147.5億円 | +20.1% |
| 営業利益本業のもうけ | 5.3億円 | 23.2億円 | +340.4% |
| 営業利益率売上のうち本業で残る割合 | 4.3% | 15.7% | +11.4pt |
- 会社の通期営業利益予想
- 125.1億円〜144.6億円幅のある予想。進み具合は真ん中の 134.9億円 で計算
- 予想に対する進み具合
- 17%
2なぜ検出したのか
売上が伸びただけでなく、売上の伸び以上に利益が増えています。営業利益の伸びは340.4%で、売上の伸び20.1%を大きく上回りました。経費のかけ方が軽くなり、稼ぐ効率が上がった可能性があります。
- 利益率が改善+3
第1四半期までの累計の営業利益率が 4.3% → 15.7%(+11.4ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。
- 利益が売上より大きく伸びた+2
売上 +20.1% に対して営業利益 +340.4%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。
会社の説明から読み取れる要因
- 広告宣伝費と人件費が売上に占める割合が下がり、利益が出やすくなったと会社は説明しています。
- 請求書サービス「Bill One」の売上が34.4%増、有料契約件数が28.6%増と好調です。
- 名刺管理の「Sansan」は、毎月入る固定収入(ストック売上)が12.1%増え、契約件数も13.7%増えました。
- 名刺アプリ「Eight」の事業は、採用関連サービスやビジネスイベントが好調で、売上が32.6%増えました。
3市場はすでに気づいていないか
下がった業績の数字は良い方向に変わったのに、株価は市場全体より下がりました。市場は数字以外の点(今後の見通し・一時的な要因など)を気にした可能性があります。
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 発表直後の取引日2026-10-13(前の取引日の終値と比べて) | -8.7% |
| 発表後これまで2026-10-13〜2026-10-15・3取引日 | -11.6% |
| 発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか | +8.8% |
| 発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて | 3.0倍 |
「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。
4予想が外れるとしたら
- 広告宣伝費や人件費の割合が再び上がると、利益率が元に戻る可能性があります。
- 「Sansan」の契約1件あたりの月次ストック売上高は1.4%減っています。中小規模の契約が増えた影響で、この減少が続くと売上の伸びが鈍る可能性があります。
- 解約率は「Sansan」が0.54%でわずかに上がっています。低い水準ですが、さらに上がると固定収入の伸びに響きます。
反対材料・気をつける点
- 通期の営業利益予想は125.1億円〜144.6億円という幅のある予想で、今回の累計23.2億円は真ん中で計算して17%の進み具合です。四半期ごとの利益の偏り(季節要因)は、この材料からは分かりません。
- 経費の割合が下がった理由には、時期のずれなど一時的なものが含まれる可能性があります。会社は下期以降に向けて人員体制を強化するとも書いています。
- Eight事業は調整後営業損失が1.7億円で、前年同期の0.6億円より広がっています。「Sansan」の初期費用などのその他売上も19.8%減っています。
5何が起きたら見直すか
- 次の四半期で営業利益率が15.7%を大きく下回り、前年並みの水準に戻ったとき。
- 通期の営業利益予想の幅が引き下げられたり、下限側に寄ったりしたとき。
- 「Sansan」や「Bill One」の解約率が上がり続けたり、契約件数の伸びが目に見えて鈍ったりしたとき。
6検出後の成績
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| これまで2026-10-13〜2026-10-15・2取引日 | -3.4% |
この会社は、サイトの公開前にさかのぼって検出したものです。
発表後の反応が同じ「下がった」だった会社のこれまで
- 1週間後:市場全体との差は平均 -4.8%、市場全体を上回ったのは 5件中 1件
うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。
用語
- 営業利益
- 本業でどれだけもうかったかを示す利益です。
- 営業利益率
- 売上のうち、本業のもうけとして残った割合です。
- 調整後営業利益
- 会社が独自の基準で、一部の費用などを調整して出した本業の利益です。
- ストック売上
- 契約が続くかぎり毎月入ってくる固定収入のことです。
- MRR
- 月ごとに入ってくる固定収入の合計です。
- 解約率
- 契約しているお客さんのうち、やめていった分の割合です。
元の資料
- 2027年5月期 第1四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-09 15:30
資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-14 21:57(ルール v0.1)