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2026-10-15 16:00 発表・第1四半期累計
室町ケミカル4885
本業のもうけが2.5倍に。利益率も約10%へ
検出の強さ (理由の重みの合計 5。売買のおすすめ度ではありません)
室町ケミカルの第1四半期(6〜8月)は、売上が前年同期比4.1%増の18.6億円でした。本業のもうけである営業利益は0.7億円から1.8億円へ約2.5倍になり、売上に対する利益の割合(営業利益率)も4.1%から9.8%に上がりました。あわせて、中間期(6〜11月)の営業利益予想を1.5億円から2.5億円へ引き上げています。
1何が起きたか
| 前年同期 | 今回 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 17.9億円 | 18.6億円 | +4.1% |
| 営業利益本業のもうけ | 0.7億円 | 1.8億円 | +145.9% |
| 営業利益率売上のうち本業で残る割合 | 4.1% | 9.8% | +5.6pt |
- 会社の通期営業利益予想
- 5.5億円
- 予想に対する進み具合
- 33%前年同時期 10%
- 中間期営業利益予想の修正
- 1.5億円 → 2.5億円
2なぜ検出したのか
売上の伸びはわずかなのに利益が大きく増えており、「稼ぐ効率」が上がったことを示しています。通期の営業利益予想(5.5億円)に対して第1四半期だけで33%まで進んでおり(前年同時期は10%)、会社自身も中間期の見通しを引き上げました。
- 利益率が改善+3
第1四半期までの累計の営業利益率が 4.1% → 9.8%(+5.6ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。
- 中間期予想を上方修正+2
中間期の営業利益予想を 1.5億円 → 2.5億円(+67%)に引き上げました。
会社の説明から読み取れる要因
- 医薬品事業で、抗てんかん薬用と抗ヘルペスウイルス薬用の原薬(薬の原料)の販売が大きく増え、売上が21.7%増になりました。
- 化学品事業で、半導体関連向けのイオン交換樹脂や自社製造装置の売上が伸び、売上が30.8%増、営業利益は約5倍になりました。
- 赤字だった健康食品事業から前期末に撤退し、前年同期にあった約0.2億円の赤字がなくなりました。
- 販売費及び一般管理費(人件費や経費など)が4.2億円から3.8億円に減り、利益を押し上げました。
3市場はすでに気づいていないか
発表後の取引待ち 発表のあと、まだ取引が行われていません。次の取引日のあとに、株価の反応(TOPIX との差)を表示します。
4予想が外れるとしたら
- 医薬品事業は特定の原薬の販売増に支えられているため、それらの需要が落ち着くと売上や利益が伸びなくなる可能性があります。
- 半導体関連の需要が弱まれば、化学品事業の売上が減る可能性があります。
- 会社が説明する原材料価格の上昇や為替相場の変動で、仕入れコストが増えると利益が圧迫される可能性があります。
- 化学品開発センター(2027年7月開設予定)の工事や運営の費用が、今後の利益を押し下げる可能性があります。
反対材料・気をつける点
- 化学品事業の営業利益は0.4億円と小さく、「5倍」は元の数字が小さかったことの影響が大きいです。
- 利益増のうち、健康食品の赤字解消や経費の減少など、売上拡大とは別の要因も含まれています。この改善が来期以降も続くかは、材料からは分かりません。
- 営業外収益の受取配当金が前年の約0.8億円から1.6億円に増えており、経常利益・純利益の伸びには本業以外の要因も含まれています。
- 中間期予想の修正の理由は「最近の業績動向を踏まえ」としか書かれておらず、詳しい根拠は材料からは分かりません。
5何が起きたら見直すか
- 第2四半期(9〜11月)の決算で、営業利益が引き上げ後の中間期予想(2.5億円)に届かなかったとき
- 抗ヘルペスウイルス薬用原薬など主力の原薬の販売が、前年同期を下回る四半期が出たとき
- 売上が伸びても営業利益率が再び5%前後まで下がったとき
6検出後の成績
記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。
うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。
用語
- 営業利益
- 本業で稼いだもうけ。売上から原価と販売・管理にかかった費用を引いたものです。
- 営業利益率
- 売上のうち、どれだけが本業のもうけとして残ったかを表す割合です。
- 業績予想の上方修正
- 会社が、先に出していた利益などの見通しを、より高い数字に直すことです。
- 中間期
- 1年の決算期の前半(この会社では6〜11月)のことです。
- 原薬
- 薬の効き目のもとになる成分。製薬会社が薬をつくるための原料です。
- 経常利益
- 営業利益に、受取配当金や利息など本業以外の収入と支出を加えた利益です。
元の資料
- 2027年5月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)2026-10-15 16:00
- 業績予想の修正に関するお知らせ2026-10-15 16:00
資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-15 20:32(ルール v0.1)