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2026-10-15 16:00 発表・第2四半期累計

MORESCO5018

中間期の本業のもうけが2.6倍に急増

検出の強さ (理由の重みの合計 5。売買のおすすめ度ではありません)

MORESCO(5018)の2027年2月期の中間期(3〜8月)は、売上高が196.2億円(前年同期比16.4%増)、営業利益(本業のもうけ)が24.6億円(同158.9%増)でした。売上の伸び以上に利益が増え、営業利益率(売上のうち本業のもうけが占める割合)は5.6%から12.5%に上がりました。

1何が起きたか

前年同期今回変化
売上高168.7億円196.2億円+16.4%
営業利益本業のもうけ9.5億円24.6億円+158.9%
営業利益率売上のうち本業で残る割合5.6%12.5%+6.9pt
会社の通期営業利益予想
45.0億円
予想に対する進み具合
55%前年同時期 40%

2なぜ検出したのか

売上が1割強増えただけでなく、利益率も大きく上がっており、稼ぐ効率が改善したことを示しています。通期の営業利益予想45.0億円に対し、中間期ですでに55%まで進んでいます(前年同時期は40%)。ただし、この進み具合だけで通期の結果が決まるわけではありません。

  • 利益率が改善+3

    第2四半期までの累計の営業利益率が 5.6% → 12.5%(+6.9ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。

  • 利益が売上より大きく伸びた+2

    売上 +16.4% に対して営業利益 +158.9%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。

会社の説明から読み取れる要因

  • 中国以外の拠点で自動車の生産台数が増え、潤滑油の販売が増えました。
  • 原材料価格の上昇分を販売価格に反映する「価格転嫁」が進みました。
  • データセンター向けハードディスク表面潤滑剤など、付加価値の高い製品の売上が増えました。
  • 東南/南アジアでは、不採算のホットメルト接着剤(接着剤の一種)の整理で、売上は減っても利益が改善しました。

3市場はすでに気づいていないか

発表後の取引待ち 発表のあと、まだ取引が行われていません。次の取引日のあとに、株価の反応(TOPIX との差)を表示します。

4予想が外れるとしたら

  • 中東情勢の緊迫で原油価格が高騰し続けると、原材料費の上昇や世界景気の悪化につながる可能性があります。
  • 自動車の生産台数が減ると、主力の特殊潤滑油の販売に影響が出る可能性があります。
  • 価格転嫁が今後も進まなければ、原材料高が利益を圧迫する可能性があります。
  • 中国では内需の停滞が続いており、現地の需要が伸びない場合は業績の重しになる可能性があります。

反対材料・気をつける点

  • 前年の中間期は為替差損が1.79億円あり、利益が低めでした。前年が低い水準だったことも、今回の伸び率を大きく見せています。
  • 営業利益より下の段階では、補助金収入1.02億円や持分法投資利益(関連会社の利益の取り込み)の増加が含まれます。一方で、関係会社整理損3.84億円という特別な損失も出ています。
  • 北米は売上が10.7%減り、25百万円のセグメント損失(赤字)になりました。
  • 売掛金と在庫が増えた影響で、営業活動によるキャッシュ・フロー(本業で得た現金)は利益ほどは増えていません。

5何が起きたら見直すか

  • 次の四半期で、営業利益率が今回の水準(12.5%)を大きく下回る場合。
  • 会社が通期の業績予想を下方修正した場合。
  • 自動車生産の減少や原油高により、潤滑油の販売が落ち込んだ場合。

6検出後の成績

記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。

うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。

用語

営業利益
本業で稼いだもうけのこと。売上から原価や販売にかかる費用を引いたものです。
営業利益率
売上高のうち、営業利益が占める割合。高いほど効率よく稼げていることを示します。
価格転嫁
原材料などの値上がり分を、製品の販売価格に上乗せすることです。
持分法投資利益
出資している関連会社の利益のうち、自社の持ち分にあたる額を取り込んだものです。
セグメント
会社の事業や地域ごとの区分のことです。

元の資料

資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-15 20:32(ルール v0.1)