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2026-10-06 15:30 発表・第3四半期累計
G-note5243
本業のもうけが約6.7倍に、利益率も大きく改善
検出の強さ (理由の重みの合計 7。売買のおすすめ度ではありません)
2026年11月期の第3四半期までの累計で、売上高は40.6億円(前年同期比+33.2%)、営業利益(本業のもうけ)は8.5億円で、前年同期の1.3億円から大きく増えました。売上が増える一方で、人件費や広告費などの経費はほぼ横ばいだったため、利益が大きく伸びました。
1何が起きたか
| 前年同期 | 今回 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 30.5億円 | 40.6億円 | +33.2% |
| 営業利益本業のもうけ | 1.3億円 | 8.5億円 | +568.5% |
| 営業利益率売上のうち本業で残る割合 | 4.2% | 20.9% | +16.8pt |
- 会社の通期営業利益予想
- 11.0億円
- 予想に対する進み具合
- 77%前年同時期 50%
2なぜ検出したのか
売上の伸びより利益の伸びのほうがずっと大きく、営業利益率(売上のうち本業で残る割合)が4.2%から20.9%に上がっています。通期の営業利益予想11.0億円に対する進み具合は77%で、前年同時期の50%より速い状況です。ただし、会社は7月に予想を上方修正したばかりで、今回は予想を変えていません。
- 利益率が改善+3
第3四半期までの累計の営業利益率が 4.2% → 20.9%(+16.8ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。
- 利益が売上より大きく伸びた+2
売上 +33.2% に対して営業利益 +568.5%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。
- 会社予想に対して進みが速い+2
通期の営業利益予想に対して 第3四半期までの累計で 77% まで達成(前年の同じ時期は 50%)。会社の予想が控えめで、あとから上方修正される可能性があります。
会社の説明から読み取れる要因
- 主力の「note」の売上が前年同期比+21.8%、法人向けSaaSの「note pro」が+32.1%、企業協賛コンテストなどの法人向けサービスが+77.5%と、事業全体が伸びました。
- 売上総利益(売上から原価を引いたもうけ)が約7.5億円増えた一方、販売費及び一般管理費(人件費や広告費などの経費)は約0.3億円の増加にとどまりました。
- 第1四半期に始めた「AI関連事業」が、売上2.5億円、セグメント利益0.28億円を上乗せしました。
- 会社は「業績は順調に推移」と説明しています。
3市場はすでに気づいていないか
下がった業績の数字は良い方向に変わったのに、株価は市場全体より下がりました。市場は数字以外の点(今後の見通し・一時的な要因など)を気にした可能性があります。
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 発表直後の取引日2026-10-07(前の取引日の終値と比べて) | -17.4% |
| 発表後これまで2026-10-07〜2026-10-15・6取引日 | -23.4% |
| 発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか | +39.4% |
| 発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて | 4.6倍 |
- 発表前の約1か月で、すでに市場全体より 39% 上がっていました。良い決算が期待されていた可能性があります。
- 発表直後の売買の量(出来高)は、ふだんの約5倍でした。注目が集まったことを示します。
「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。
4予想が外れるとしたら
- 第4四半期(9〜11月)の売上の伸びが鈍る、または経費が増えると、通期予想の達成に影響する可能性があります。
- AI関連事業は始まったばかりで、売上が続くかどうかは材料からは分かりません。
- IP・コンテンツクリエーション事業は赤字(セグメント損失0.25億円)で、前年同期より赤字幅が広がっています。
- 会社は、生成AIの普及でスパムコンテンツや著作権の課題が増えていると述べています。対応が不十分だと、プラットフォームの信頼性に影響する可能性があります。
反対材料・気をつける点
- 前年同期の営業利益が小さかったため、「+568.5%」という伸び率は大きく見えます。金額で見ると、営業利益は約7.2億円の増加です。
- 純利益9.9億円には、法人税等調整額によるプラス(税金費用がマイナスになる処理)が含まれます。営業利益より純利益の伸びが大きく見えるのは、その影響もあります。
- 現金及び預金は約48.5億円増え、資本剰余金も約44億円増えています。株式交付費(株式を発行するための費用)も計上されているため、増えた現金の多くは本業のもうけではなく、株式の発行などによる可能性があります。ただし、材料からは資金調達の中身までは分かりません。
5何が起きたら見直すか
- 第4四半期の決算で、通期の営業利益が予想の11.0億円を下回ったとき。
- noteの流通総額(今期は前年同期比+18.3%)や note pro のARR(年間の継続収益。今期は+29.5%)の伸びが、はっきり鈍ったとき。
- AI関連事業の売上が翌期以降に続かず、利益の上乗せが一時的だったと分かったとき。
6検出後の成績
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 1週間後発表の翌取引日(2026-10-07)の終値から | -8.1% |
| これまで2026-10-07〜2026-10-15・5取引日 | -8.1% |
この会社は、サイトの公開前にさかのぼって検出したものです。
発表後の反応が同じ「下がった」だった会社のこれまで
- 1週間後:市場全体との差は平均 -4.8%、市場全体を上回ったのは 5件中 1件
うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。
用語
- 営業利益
- 本業のもうけ。売上から原価と経費を引いたものです。
- 営業利益率
- 売上のうち、本業のもうけとして残る割合です。
- 通期予想
- 会社が出している、1年間(今期は2025年12月〜2026年11月)の業績見通しです。
- ARR
- 毎月入る継続的な収益を12倍にした、年間ベースの継続収益です。
- 法人税等調整額
- 税金の計上時期のずれを調整する項目です。マイナスだと純利益を押し上げます。
- 資本剰余金
- 株主から払い込まれたお金のうち、資本金にしなかった部分です。
元の資料
- 2026年11月期第3四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-06 15:30
資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-14 21:57(ルール v0.1)