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2026-10-01 14:00 発表・第3四半期累計
日フイルコン5942
本業のもうけが約2.6倍に。利益率も改善
検出の強さ (理由の重みの合計 4。売買のおすすめ度ではありません)
2026年11月期の第3四半期までの累計で、売上高は216.5億円(前年同期比+7.6%)、営業利益(本業のもうけ)は14.3億円(同+158.3%)でした。売上の伸びより、利益の伸びのほうがかなり大きくなっています。営業利益率(売上のうち本業のもうけが占める割合)は2.7%から6.6%に上がりました。
1何が起きたか
| 前年同期 | 今回 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 201.2億円 | 216.5億円 | +7.6% |
| 営業利益本業のもうけ | 5.5億円 | 14.3億円 | +158.3% |
| 営業利益率売上のうち本業で残る割合 | 2.7% | 6.6% | +3.8pt |
- 会社の通期営業利益予想
- 17.0億円
- 予想に対する進み具合
- 84%前年同時期 83%
2なぜ検出したのか
売上が増えただけでなく、売上に対する利益の割合も上がったためです。ただし材料にある範囲では、その背景には一時的とみられる要因も含まれていて、今後も続くかは分かりません。通期予想(17.0億円)に対する進み具合は84%で、前年同時期の83%とほぼ同じです。
- 利益率が改善+2
第3四半期までの累計の営業利益率が 2.7% → 6.6%(+3.8ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。
- 利益が売上より大きく伸びた+2
売上 +7.6% に対して営業利益 +158.3%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。
会社の説明から読み取れる要因
- 電子部材・フォトマスク事業は、AIデータセンター関連や通信向けの需要で売上が11.4%増え、営業利益は230.9%増の8.1億円になりました。
- 産業用コンベヤーベルト・フィルター分野は、中国の食品業界向けの販売が増え、オーストラリア子会社の為替換算(円安)も売上を押し上げました。
- 環境・水処理関連事業は、前期まで受注を控えていた大型案件が進み、売上が22.9%増え、営業損益は前年の赤字から0.8億円の黒字になりました。
- 産業用機能フィルター・コンベア事業は、退職金制度の変更で退職給付費用(退職金のための費用)が減り、営業利益が44.0%増えました。
3市場はすでに気づいていないか
ある程度反応した発表後、市場全体より上がりました。変化の一部は株価に反映されたと考えられます。
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 発表直後の取引日2026-10-01(前の取引日の終値と比べて) | +5.0% |
| 発表後これまで2026-10-01〜2026-10-15・10取引日 | +0.3% |
| 発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか | +6.9% |
| 発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて | 26.7倍 |
- 発表直後の売買の量(出来高)は、ふだんの約27倍でした。注目が集まったことを示します。
「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。
4予想が外れるとしたら
- AIデータセンターや通信向けの需要が弱まると、電子部材・フォトマスク事業の利益が伸びにくくなる可能性があります。
- 円高になると、海外子会社の売上や利益を円に直したときの金額が小さくなる可能性があります。
- 国内の紙の需要減少と製紙会社の生産削減が続くと、製紙製品分野の売上がさらに減る可能性があります。
- 環境・水処理の大型案件は、工事が終わると売上が減る可能性があります。
反対材料・気をつける点
- 利益増の一部は、減損損失の計上による減価償却費の減少や、退職金制度変更による費用減といった会計上の要因です。事業の実力だけで増えたとは言い切れません。
- 為替(円安)による売上の押し上げは、為替の動き次第で逆に働くことがあります。
- 業績予想は今回「再修正」されたと書かれていますが、材料には修正後の中身(上方か下方か)が含まれていないため、分かりません。通期予想17.0億円との関係は、修正後の数字で確認する必要があります。
5何が起きたら見直すか
- 電子部材・フォトマスク事業の売上や営業利益が、次の四半期で前年を下回った場合。
- 通期の業績予想がさらに下方修正された場合、または修正後の予想に対する進み具合が大きく落ちた場合。
- 円高が進み、海外子会社の換算後の売上が目に見えて減った場合。
6検出後の成績
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 1週間後発表の翌取引日(2026-10-02)の終値から | -5.8% |
| これまで2026-10-02〜2026-10-15・8取引日 | -7.5% |
この会社は、サイトの公開前にさかのぼって検出したものです。
発表後の反応が同じ「ある程度反応した」だった会社のこれまで
- 1週間後:市場全体との差は平均 -3.8%、市場全体を上回ったのは 6件中 1件
うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。
用語
- 営業利益
- 本業で稼いだもうけ。売上から原価や人件費などの経費を引いたものです。
- 営業利益率
- 売上のうち、本業のもうけが何%かを表す数字。高いほど効率よく稼げています。
- 減損損失
- 設備などの価値が下がったとき、その分を損として計上すること。計上後は減価償却費(設備の費用)が減ることがあります。
- 為替換算
- 海外子会社の外貨建ての数字を、円に直して合算すること。円安だと円での金額が大きくなります。
- 業績予想の再修正
- 会社が出していた通期の見通しを、もう一度直すこと。
元の資料
- 2026年11月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-01 14:00
資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-14 21:57(ルール v0.1)