検出一覧 › マルマエ

2026-10-09 15:30 発表・通期

マルマエ6264

売上・本業の利益がほぼ2倍。来期も増益を予想

検出の強さ (理由の重みの合計 5。売買のおすすめ度ではありません)

マルマエの2026年8月期は、売上高が204.3億円(前期比79.2%増)、営業利益(本業のもうけ)が41.3億円(同99.8%増)でした。売上以上に利益が増え、営業利益率(売上のうち本業の利益になる割合)も18.1%から20.2%に上がりました。会社は来期の営業利益を65.0億円と予想しています。

1何が起きたか

前年同期今回変化
売上高114.0億円204.3億円+79.2%
営業利益本業のもうけ20.7億円41.3億円+99.8%
営業利益率売上のうち本業で残る割合18.1%20.2%+2.1pt
会社の来期営業利益予想
65.0億円

2なぜ検出したのか

売上が増えるだけでなく、売上の伸びを上回って利益が増え、利益率も上がっているためです。さらに会社が来期も大きな増益(約57%増)を見込んでおり、好調が続くかどうかを確かめる材料になります。

  • 利益率が改善+2

    通期の営業利益率が 18.1% → 20.2%(+2.1ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。

  • 利益が売上より大きく伸びた+2

    売上 +79.2% に対して営業利益 +99.8%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。

  • 来期も大きな増益を予想+1

    会社は来期の営業利益を +57% と予想しています。

会社の説明から読み取れる要因

  • AI向けなどで半導体関連の設備投資が活発になり、半導体分野の受注が期中を通じて拡大しました。
  • 中国向けの液晶・有機EL(FPD)の投資が好調で、受注が高い水準で続きました。
  • 2025年4月に子会社化した機能材料事業(KMAC)が通期で加わり、売上が大きく増えました。
  • 工場の稼働率が上がって原価率(売上に対する製造コストの割合)が改善し、利益率の上昇につながりました。

3市場はすでに気づいていないか

反応は小さい発表後の値動きは市場全体とほぼ同じでした。業績の変化が、まだ十分には株価に反映されていない可能性があります(市場が別の点を気にしている可能性もあります)。

市場全体(TOPIX)との差
発表直後の取引日2026-10-13(前の取引日の終値と比べて)+1.4%
発表後これまで2026-10-13〜2026-10-15・3取引日-9.1%
発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか+13.6%
発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて5.5倍
  • 発表前の約1か月で、すでに市場全体より 14% 上がっていました。良い決算が期待されていた可能性があります。
  • 発表直後の売買の量(出来高)は、ふだんの約6倍でした。注目が集まったことを示します。

「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。

4予想が外れるとしたら

  • 半導体装置への設備投資が減速すると、受注が予想を下回る可能性があります。
  • 増産の要請に人員の確保や設備の増強が追いつかず、売上が計画に届かない可能性があります。
  • 人件費や外注費などのコストが想定以上に増えると、利益率が下がる可能性があります。
  • 中国向けの投資は、中国の景気や規制の影響を受ける可能性があります。

反対材料・気をつける点

  • 機能材料事業はアルミの市場価格の上昇で売上が増えた面があり、価格が下がれば売上が減るおそれがあります。また、この事業の利益率は下がっています。
  • 機能材料事業の前年比は、子会社化後の5カ月分との比較です。そのため伸び率が大きく見えており、会社全体の伸びには買収の効果も含まれます。
  • 当期は新株発行で資金を集めており、純資産が増えて自己資本比率が上がったのは、利益だけでなく増資の影響もあります。

5何が起きたら見直すか

  • 半導体製造装置メーカーの設備投資が減る、または受注が落ち込んだと会社が発表したとき。
  • 四半期ごとの営業利益率が20%を下回る状態が続いたとき。
  • 会社が来期の業績予想(売上280億円、営業利益65億円)を引き下げたとき。

6検出後の成績

市場全体(TOPIX)との差
これまで2026-10-13〜2026-10-15・2取引日-10.3%

この会社は、サイトの公開前にさかのぼって検出したものです。

発表後の反応が同じ「反応は小さい」だった会社のこれまで

まだ件数が少ないので出していません。

うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。

用語

営業利益
本業で稼いだもうけ。売上から原価や人件費などを引いたものです。
営業利益率
売上のうち、本業のもうけになった割合です。高いほど効率よく稼いでいます。
FPD
フラットパネルディスプレイ。液晶や有機ELなどの薄型の画面のことです。
自己資本比率
会社の資産のうち、返さなくてよいお金の割合です。高いほど財務が安定しているとされます。
増資
新しく株を発行して、会社が資金を集めることです。

元の資料

資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-14 21:57(ルール v0.1)