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2026-10-09 15:30 発表・通期
アドテック プラズマ6668
売上は約1割増、本業のもうけは約4割増。来期は倍増を計画
検出の強さ (理由の重みの合計 5。売買のおすすめ度ではありません)
2026年8月期は、売上高が126.8億円から138.8億円へ9.5%増えました。営業利益(本業のもうけ)は18.1億円から25.6億円へ41.7%増え、売上の伸びを大きく上回っています。会社は来期の営業利益を53.0億円と予想しており、今期の約2倍の計画です。
1何が起きたか
| 前年同期 | 今回 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 126.8億円 | 138.8億円 | +9.5% |
| 営業利益本業のもうけ | 18.1億円 | 25.6億円 | +41.7% |
| 営業利益率売上のうち本業で残る割合 | 14.3% | 18.5% | +4.2pt |
- 会社の来期営業利益予想
- 53.0億円
2なぜ検出したのか
売上が増えたうえ、売上に対する本業のもうけの割合(営業利益率)が14.3%から18.5%へ4.2ポイント上がったためです。さらに会社自身が来期もう一段の大きな増益を見込んでおり、変化が一時的なものにとどまらない可能性があります。ただし、来期の数字は会社の計画であり、実現するかは分かりません。
- 利益率が改善+2
通期の営業利益率が 14.3% → 18.5%(+4.2ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。
- 利益が売上より大きく伸びた+2
売上 +9.5% に対して営業利益 +41.7%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。
- 来期も大きな増益を予想+1
会社は来期の営業利益を +107% と予想しています。
会社の説明から読み取れる要因
- 前期の下半期に悪化した受注環境が、第2四半期以降に好転し、受注高が大幅に増えたと会社は説明しています。
- AI・クラウド関連の投資を背景に、先端半導体向けの設備投資が堅調だったと説明しています。
- 売上総利益(売上から原価を引いたもうけ)が48.2億円から58.5億円に増え、売上以上に利益が伸びました。
- 主力の半導体・液晶関連事業は、売上が15.3%増、営業利益が43.2%増でした。ベトナム子会社の増強で生産能力を広げ、展示会での新製品PRが評価案件の獲得につながったとしています。
3市場はすでに気づいていないか
大きく反応した発表直後の取引日に、市場全体より大きく上がりました。多くの投資家がすでにこの変化に気づき、株価に織り込みはじめている可能性があります。
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 発表直後の取引日2026-10-13(前の取引日の終値と比べて) | +14.3% |
| 発表後これまで2026-10-13〜2026-10-15・3取引日 | +5.6% |
| 発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか | +27.2% |
| 発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて | 0.2倍 |
- 発表前の約1か月で、すでに市場全体より 27% 上がっていました。良い決算が期待されていた可能性があります。
「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。
4予想が外れるとしたら
- 半導体の設備投資が鈍れば、受注や売上が計画に届かない可能性があります。会社も、通商政策や地政学リスクなどで先行きは不透明だとしています。
- AI関連以外の一部用途では、需要の回復にばらつきがあると会社が述べています。AI関連の勢いが弱まると影響を受けるかもしれません。
- 生産能力を増強したため、受注が伸びないと人件費や設備の負担が重くなるおそれがあります。
- 為替やエネルギー価格、インフレの動きが、コストや海外での売上に影響する可能性があります。
反対材料・気をつける点
- 前期は通商環境の変化で受注が急に落ちていました。今期の増益には、その落ち込みからの戻りという面が含まれると考えられ、来期の倍増計画がそのまま続くとは限りません。
- 営業キャッシュ・フロー(本業で実際に入った現金)は33.6億円から21.0億円に減りました。仕掛品(作りかけの在庫)が約13億円増えるなど在庫が膨らんでおり、利益ほど現金が増えていません。
- 最終的な利益(純利益)の伸びは6.0%にとどまり、営業利益の伸びとは差があります。研究機関・大学関連事業(IDX)も、大型案件が前期にあった反動で売上が39.0%減りました。
5何が起きたら見直すか
- 半導体製造装置メーカーの設備投資が減る、または会社が受注の伸びの鈍化に触れるようになったとき。
- 次の四半期決算で営業利益率が今期の18.5%を下回り続けたとき。
- 在庫(仕掛品など)がさらに増える一方で、営業キャッシュ・フローが改善しないとき。
- 会社が来期の営業利益予想(53.0億円)を下方修正したとき。
6検出後の成績
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| これまで2026-10-13〜2026-10-15・2取引日 | -7.3% |
この会社は、サイトの公開前にさかのぼって検出したものです。
発表後の反応が同じ「大きく反応した」だった会社のこれまで
まだ件数が少ないので出していません。
うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。
用語
- 営業利益
- 本業で稼いだもうけ。売上から原価や人件費などの経費を引いたものです。
- 営業利益率
- 売上のうち、どれだけが本業のもうけになったかの割合です。高いほど効率よく稼いでいます。
- 経常利益
- 本業のもうけに、利息や為替の損益などを加えたもうけです。
- 受注高
- 注文を受けた金額です。売上になる前の注文の勢いを示します。
- 仕掛品
- 製造の途中にある、まだ完成していない製品です。
- 営業キャッシュ・フロー
- 本業で実際に入ってきた現金から、出ていった現金を引いた金額です。
元の資料
- 2026年8月期決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-09 15:30
資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-14 21:57(ルール v0.1)