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2026-09-18 11:30 発表・第1四半期累計

コーセル6905

赤字から黒字へ。売上急増で通期予想も引き上げ

検出の強さ (理由の重みの合計 8。売買のおすすめ度ではありません)

第1四半期(5〜8月)の売上高は78.1億円で、前年同期より54.0%増えました。営業利益(本業のもうけ)は前年の3.9億円の赤字から5.5億円の黒字になり、会社は通期の営業利益予想を13.3億円から23.0億円に引き上げました。

1何が起きたか

前年同期今回変化
売上高50.8億円78.1億円+54.0%
営業利益本業のもうけ-3.9億円5.5億円―
営業利益率売上のうち本業で残る割合-7.7%7.0%+14.6pt
会社の通期営業利益予想
23.0億円
予想に対する進み具合
24%
通期営業利益予想の修正
13.3億円 → 23.0億円

2なぜ検出したのか

売上が増えたうえで利益率も-7.7%から7.0%に上がり、本業の稼ぐ力が大きく戻ったことを示しています。通期予想の引き上げは、会社自身が今後も好調が続くとみていることの表れです。ただし第1四半期の営業利益は新しい通期予想の24%で、この先の進み具合を見る必要があります。

  • 利益率が改善+3

    第1四半期までの累計の営業利益率が -7.7% → 7.0%(+14.6ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。

  • 赤字から黒字に転換+2

    営業利益が -3.9億円 → 5.5億円。前年同期の赤字から黒字になりました。

  • 通期予想を上方修正+3

    通期の営業利益予想を 13.3億円 → 23.0億円(+72%)に引き上げました。

会社の説明から読み取れる要因

  • AI関連やデータセンター向けの需要で半導体製造装置向けの電源が伸び、日本の売上が81.3%増えました。
  • 受注高が130億円(前年同期比154.9%増)、受注残高が179億円(同94.2%増)と大きく、今後の売上の土台になっています。
  • 北米(売上81.5%増)とアジア(同56.4%増)も黒字になり、アジアの利益は246.8%増えました。
  • 新製品の投入と、台湾LITEON社との連携による新ブランド「COSELSYNC.」の販売が、少しずつ売上に寄与し始めました。

3市場はすでに気づいていないか

ある程度反応した発表後、市場全体より上がりました。変化の一部は株価に反映されたと考えられます。

市場全体(TOPIX)との差
発表直後の取引日2026-09-18(前の取引日の終値と比べて)+4.1%
発表後これまで2026-09-18〜2026-10-15・16取引日+7.0%
発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか+0.6%
発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて13.3倍
  • 発表直後の売買の量(出来高)は、ふだんの約13倍でした。注目が集まったことを示します。

「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。

4予想が外れるとしたら

  • 会社は、メモリやプリント基板などの部品の供給不足が起こるおそれがあり、日本の今後の市場動向は不透明だと述べています。部品が足りないと、受注があっても出荷できない可能性があります。
  • 材料価格の上昇や人件費・経費の増加が続くと、利益率が想定より低くなるおそれがあります。
  • 中東情勢の不確実性、物価高、各国の政策金利の上昇で、世界経済が悪化すると需要が弱まる可能性があります。
  • 受注が急増しているため、中国工場の増産や部材調達が間に合わないと、売上に結びつかないおそれがあります。

反対材料・気をつける点

  • 前年同期が赤字で水準が低かったため、増加率が大きく見えやすい面があります。
  • 最終的なもうけ(純利益6.6億円)には、子会社Powerbox International ABの株式譲渡に伴う関係会社整理益が含まれ、一時的な要因が混ざっています。本業の力は営業利益で見る必要があります。
  • ヨーロッパは売上がほぼ横ばい(0.3%減)で、2.1億円の赤字が続いています。全体が伸びているのは一部の地域の好調によるものです。

5何が起きたら見直すか

  • 次の四半期で受注高や受注残高が大きく減り始めたとき
  • 部品の供給不足や材料価格の上昇で、営業利益率が7.0%を明確に下回ったとき
  • 会社が通期の営業利益予想23.0億円を再び下方修正したとき

6検出後の成績

市場全体(TOPIX)との差
1週間後発表の翌取引日(2026-09-24)の終値から+0.8%
これまで2026-09-24〜2026-10-15・14取引日-4.0%

この会社は、サイトの公開前にさかのぼって検出したものです。

発表後の反応が同じ「ある程度反応した」だった会社のこれまで

  • 1週間後:市場全体との差は平均 -3.8%、市場全体を上回ったのは 6件中 1件

うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。

用語

営業利益
本業で稼いだもうけ。売上から原価や人件費などを引いたものです。
営業利益率
売上のうち、本業のもうけが何%残ったかを示す割合です。
上方修正
会社が自社の業績予想を、前回より良い数字に直すことです。
受注残高
注文は受けたものの、まだ売上になっていない分の金額です。
関係会社整理益
子会社などを手放したときに出る一時的な利益です。毎期続くものではありません。

元の資料

資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-14 21:57(ルール v0.1)