検出一覧 › ダイコー通産
2026-10-09 15:30 発表・第1四半期累計
ダイコー通産7673
本業のもうけが前年同期比で約1.6倍に増加
検出の強さ (理由の重みの合計 4。売買のおすすめ度ではありません)
2026年6〜8月の売上高は55.4億円で、前年の同じ時期より14.7%増えました。営業利益(本業のもうけ)は2.3億円から3.8億円へ約1.6倍になり、売上高に対する営業利益の割合(営業利益率)も4.7%から6.8%に上がりました。
1何が起きたか
| 前年同期 | 今回 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 48.3億円 | 55.4億円 | +14.7% |
| 営業利益本業のもうけ | 2.3億円 | 3.8億円 | +64.5% |
| 営業利益率売上のうち本業で残る割合 | 4.7% | 6.8% | +2.0pt |
- 会社の通期営業利益予想
- 13.7億円
- 予想に対する進み具合
- 27%前年同時期 18%
2なぜ検出したのか
売上が増えただけでなく、売上の伸び以上に本業のもうけが増えたため、稼ぐ効率が良くなっています。会社が出している通期の営業利益予想(13.7億円)に対する進み具合も、前年同時期の18%から27%に高まっています。
- 利益率が改善+2
第1四半期までの累計の営業利益率が 4.7% → 6.8%(+2.0ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。
- 利益が売上より大きく伸びた+2
売上 +14.7% に対して営業利益 +64.5%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。
会社の説明から読み取れる要因
- 光ファイバーを家庭へ引く工事(FTTH)向けのケーブルや材料の販売が好調でした。
- 防災行政無線、消防通信設備、CATV局向けの通信機器など、機器の販売が伸びました。
- 4つの地域ブロックすべてで売上と売上総利益(売上から仕入れ原価を引いた利益)が増えました。
- 売上総利益が19.8%増えた一方、販売費及び一般管理費(人件費や経費など)は5.1億円とほぼ横ばいで、増えた利益がそのまま営業利益に反映されました。
3市場はすでに気づいていないか
ある程度反応した発表後、市場全体より上がりました。変化の一部は株価に反映されたと考えられます。
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 発表直後の取引日2026-10-13(前の取引日の終値と比べて) | +5.4% |
| 発表後これまで2026-10-13〜2026-10-15・3取引日 | +6.0% |
| 発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか | -3.0% |
| 発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて | 7.0倍 |
- 発表直後の売買の量(出来高)は、ふだんの約7倍でした。注目が集まったことを示します。
「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。
4予想が外れるとしたら
- 各地域で「前倒し受注」があったと説明されています。今後の期の受注が先食いされていると、次の四半期以降の売上が伸び悩む可能性があります。
- 通信インフラ整備や自治体の防災システムの更新は、国や自治体の予算や計画に左右されます。計画が遅れると受注が減るおそれがあります。
- 原油などの資源価格の上昇が続くと、ケーブルや材料の仕入れ価格や、お客様の設備投資に影響するおそれがあります。
反対材料・気をつける点
- 会社は通期予想を変更していません(2026年7月14日公表のまま)。第1四半期だけで判断せず、今後の四半期も確認する必要があります。
- 前倒し受注による売上は一時的な押し上げの可能性があります。材料の売上は4.5%増にとどまり、伸びにばらつきがあります。
- 利益の増え方(+64.5%)は前年同期の利益が小さかったことで大きく見える面もあります。材料にない他社比較や株価の動きは、ここでは分かりません。
5何が起きたら見直すか
- 次の第2四半期(9〜11月)で、売上高が前年同期を下回るなど、前倒し受注の反動が見られたとき。
- 営業利益率が前年同期の水準(4.7%前後)まで戻ったとき。
- 会社が通期の業績予想を下方修正したとき。
6検出後の成績
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| これまで2026-10-13〜2026-10-15・2取引日 | +0.7% |
この会社は、サイトの公開前にさかのぼって検出したものです。
発表後の反応が同じ「ある程度反応した」だった会社のこれまで
- 1週間後:市場全体との差は平均 -3.8%、市場全体を上回ったのは 6件中 1件
うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。
用語
- 営業利益
- 本業で稼いだもうけ。売上から原価と経費を引いたもの。
- 営業利益率
- 売上のうち、本業のもうけが何%かを示す割合。高いほど効率よく稼いでいます。
- 売上総利益
- 売上から商品の仕入れ原価などを引いた利益。粗利ともいいます。
- FTTH
- 光ファイバーケーブルで家庭や建物まで通信回線をつなぐ方式。
- 前倒し受注
- 本来もう少し先に受ける予定だった仕事を、早めに受けること。
- 通期予想
- 会社が1年間(2027年5月期)の業績について出している見通し。
元の資料
- 2027年5月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)2026-10-09 15:30
資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-14 21:57(ルール v0.1)