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2026-10-28 15:30 発表・第2四半期累計
東エレデバ2760
売上3割増、本業のもうけは2倍超に
東エレデバの決算・業績の変化をまとめて見る →決算の推移・業績予想の修正・検出後の成績を1ページに
検出の強さ (理由の重みの合計 4。売買のおすすめ度ではありません)
2026年4〜9月の売上高は1,259.6億円で前年同期より30.9%増えました。本業のもうけである営業利益は35.6億円から76.2億円へ114.0%増え、売上に対する営業利益の割合(営業利益率)も3.7%から6.1%に上がりました。会社は今回の決算で通期予想も修正しており、最新の予想は売上高2,700.0億円、純利益110.0億円です。
1何が起きたか
| 前年同期 | 今回 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 962.4億円 | 1,260億円 | +30.9% |
| 営業利益本業のもうけ | 35.6億円 | 76.2億円 | +114.0% |
| 営業利益率売上のうち本業で残る割合 | 3.7% | 6.1% | +2.4pt |
2なぜ検出したのか
売上が増えただけでなく、売上以上のペースで利益が増えたため、稼ぐ効率が良くなったことを示しています。とくに半導体関連の事業で利益が大きく伸びており、事業の中身が変わってきた可能性があります。
- 利益率が改善+2
第2四半期までの累計の営業利益率が 3.7% → 6.1%(+2.4ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。
- 利益が売上より大きく伸びた+2
売上 +30.9% に対して営業利益 +114.0%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。
会社の説明から読み取れる要因
- AI関連を中心に半導体の需要が広がり、半導体及び電子デバイス事業の売上高が1,042.8億円(35.3%増)になりました。
- この事業では製品の価格上昇も続いており、セグメント利益(経常利益=本業に金融面の損益を加えたもうけ)は44.6億円と、前年同期の約4.2倍(321.5%増)になりました。
- コンピュータシステム関連事業も、ネットワーク製品の販売や保守・監視サービスが好調で、売上高216.8億円(12.9%増)、セグメント利益28.9億円(10.8%増)となりました。
- 売上総利益(売上から仕入れなどの原価を引いたもうけ)は138.5億円から188.7億円に増え、販売費及び一般管理費の増え方(約9%増)を上回りました。
3市場はすでに気づいていないか
下がった業績の数字は良い方向に変わったのに、株価は市場全体より下がりました。市場は数字以外の点(今後の見通し・一時的な要因など)を気にした可能性があります。
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 発表直後の取引日2026-10-29(前の取引日の終値と比べて) | -7.5% |
| 発表後これまで2026-10-29〜2026-10-29・1取引日 | -7.5% |
| 発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか | +7.2% |
| 発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて | 5.0倍 |
- 発表直後の売買の量(出来高)は、ふだんの約5倍でした。注目が集まったことを示します。
「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。
4予想が外れるとしたら
- 半導体の需要が落ち着いたり、顧客の先行手配が一巡したりすると、売上や利益の伸びが鈍る可能性があります。
- 製品の価格上昇やリードタイムの長期化が収まると、利益率の改善が続かない可能性があります。
- 中東情勢によるエネルギー・資材価格の高止まりや金融市場の変動で、先行きが不透明だと会社自身が述べています。
- 会社は営業利益の通期予想を出していないため、通期でどこまで利益が伸びるかは材料からは分かりません。
反対材料・気をつける点
- 本業で稼いだお金の動きを示す営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同期の84.5億円のプラスから47.6億円のマイナスになりました。商品及び製品(在庫)が約151億円、売掛金などの売上債権も増えています。
- 在庫や仕入れを増やすための借入も増え、短期借入金とコマーシャル・ペーパー(短期の資金調達)が増加しました。自己資本比率(総資産に占める自分のお金の割合)は29.4%と、3.1ポイント下がっています。
- 為替差損が1.8億円出ており、営業外費用が増えました。経常利益の伸び(100.5%増)は営業利益の伸びより小さくなっています。
5何が起きたら見直すか
- 在庫や売上債権の増加が続き、営業活動によるキャッシュ・フローのマイナスが次の四半期以降も広がるとき。
- 半導体及び電子デバイス事業の売上や利益が前年同期比で伸びなくなる、または利益率が下がるとき。
- 会社が通期予想をさらに修正し、売上や純利益の見通しが下がるとき。
6検出後の成績
記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。
発表後の反応が同じ「下がった」だった会社のこれまで
- 1週間後:市場全体との差は平均 -2.8%、市場全体を上回ったのは 25件中 7件
うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。
関連する会社
「利益率が改善」でも検出された会社
- ダイハツインフィ(6023)2026-10-28・中間期の本業のもうけが約1.7倍に増えた
- コニシ(4956)2026-10-28・中間期の本業のもうけが約1.6倍、利益率も改善
- エスティック(6161)2026-10-29・中間期の本業のもうけが65%増え、利益率は24.8%に
- 第一工業(4461)2026-10-29・本業のもうけが2倍超に。通期予想の69%に到達
- 日鋳造(5609)2026-10-27・素形材が好調で中間期の営業利益が約8倍に
「利益が売上より大きく伸びた」でも検出された会社
- トーメンデバ(2737)2026-10-28・メモリ販売が急増し、中間期の利益が約4.6倍に
- 大倉工(4221)2026-10-29・大倉工、累計の営業利益が約2倍で通期予想を超過
- ヒロセ通商(7185)2026-10-29・中間期の本業のもうけが約2.5倍に増加
- キーエンス(6861)2026-10-29・中間期の営業利益が5割増、利益率も5.6pt改善
- 武田薬(4502)2026-10-29・円安と費用減で中間期の営業利益が6割増
同じ日(2026-10-28)の決算で検出された会社
- イマジニア(4644)中間期の本業が黒字に転換、利益は大きく増加
- 北陸電工(1930)中間期の本業のもうけが2.5倍に増えた
- アドバンテス(6857)アドバンテスト、中間期で利益ほぼ倍増し通期予想も上方修正
- ゴールドクレ(8871)中間期の本業のもうけが約1.8倍、利益率も大幅改善
- さくらインターネット(3778)GPU事業が伸び、赤字から黒字に転換
- 日精線(5659)中間期の営業利益が約1.6倍、通期予想も修正
この日はほかにも3社を検出しています(検出一覧)。
2026年10月28日(水)に決算を発表した会社すべて(検出しなかった会社の増益・減益も)
発表後の株価の反応が「下がった」だった会社の一覧:下がった
用語
- 営業利益
- 本業で稼いだもうけ。売上から原価と販売費・管理費を引いたものです。
- 営業利益率
- 売上高のうち、営業利益がどれくらいを占めるかの割合です。
- 営業活動によるキャッシュ・フロー
- 本業を通じた現金の出入りです。利益が出ていても、在庫や未回収の代金が増えるとマイナスになることがあります。
- 自己資本比率
- 総資産のうち、返す必要のない自分のお金が占める割合です。
- リードタイム
- 注文してから商品が届くまでにかかる期間です。
元の資料
- 2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-28 15:30
言葉の意味は決算の用語集にもまとめています。資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-28 20:30(ルール v0.1)
検出理由・株価の反応ごとに見る
- 利益率が改善140社
- 利益が売上より大きく伸びた118社
- 会社予想に対して進みが速い37社
- 赤字から黒字に転換20社
- 来期も大きな増益を予想8社
- 予想を上方修正5社