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2026-10-28 11:30 発表・第2四半期累計
コニシ4956
中間期の本業のもうけが約1.6倍、利益率も改善
コニシの決算・業績の変化をまとめて見る →決算の推移・業績予想の修正・検出後の成績を1ページに
検出の強さ (理由の重みの合計 4。売買のおすすめ度ではありません)
2026年4〜9月の売上高は737.7億円(前年同期比+12.6%)、営業利益(本業のもうけ)は73.6億円(+59.2%)でした。売上の伸びより利益の伸びが大きく、営業利益率も7.1%から10.0%に上がっています。会社は同じ日に通期の業績予想を上方修正しています。
1何が起きたか
| 前年同期 | 今回 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 655.3億円 | 737.7億円 | +12.6% |
| 営業利益本業のもうけ | 46.2億円 | 73.6億円 | +59.2% |
| 営業利益率売上のうち本業で残る割合 | 7.1% | 10.0% | +2.9pt |
- 会社の通期営業利益予想
- 140.0億円
- 予想に対する進み具合
- 53%前年同時期 44%
2なぜ検出したのか
売上が増えただけでなく、売上に対する利益の割合(営業利益率)が2.9ポイント上がったためです。通期の営業利益予想(修正後140.0億円)に対する進み具合は53%で、前年同時期の44%を上回っています。ただし修正前の予想額は材料にないため、修正幅は分かりません。
- 利益率が改善+2
第2四半期までの累計の営業利益率が 7.1% → 10.0%(+2.9ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。
- 利益が売上より大きく伸びた+2
売上 +12.6% に対して営業利益 +59.2%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。
会社の説明から読み取れる要因
- ボンド事業で、中東情勢による供給不安を背景に4月に駆け込み需要が出ました。その後も原料価格高騰に伴う価格改定を行い、売上と利益(営業利益+69.1%)が増えました。
- 化成品事業で、仕入価格の上昇を反映した価格改定が進みました。ハイブリッド車向け商材や、放熱材・半導体関連・コンデンサ向け商材も好調でした(営業利益+57.4%)。
- 工事事業で、公共事業を中心とした補修・改修・補強工事がおおむね順調に進み、売上が22.5%増えました(営業利益+19.6%)。
- 販売費及び一般管理費(営業にかかる経費)は85.7億円から86.8億円とほぼ横ばいで、売上総利益の増加分がそのまま営業利益に反映されました。
3市場はすでに気づいていないか
反応は小さい発表後の値動きは市場全体とほぼ同じでした。業績の変化が、まだ十分には株価に反映されていない可能性があります(市場が別の点を気にしている可能性もあります)。
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 発表直後の取引日2026-10-28(前の取引日の終値と比べて) | -2.0% |
| 発表後これまで2026-10-28〜2026-10-29・2取引日 | -1.3% |
| 発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか | +2.5% |
| 発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて | 5.0倍 |
- 発表直後の売買の量(出来高)は、ふだんの約5倍でした。注目が集まったことを示します。
「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。
4予想が外れるとしたら
- 中東情勢や資源価格・為替の変動で原料価格が動くと、価格改定が追いつかず利益率が下がる可能性があります。
- 原料供給不足による出荷調整を行ったと説明されています。供給が不安定な状態が続くと、売上を伸ばしにくくなるかもしれません。
- 生産・物流・DX関連に過去最大規模の設備投資を進めており、今後は減価償却費などの負担が増える可能性があります。
- 工事事業には一部で工事の進み方の遅れがあります。遅れが広がると売上や利益の計上が後ろにずれることがあります。
反対材料・気をつける点
- 4月の駆け込み需要は一時的な要因です。その反動で、下期の需要が前倒しされた分だけ弱くなる可能性があります。
- 価格改定による売上増は、数量が増えたためではなく値上げによる部分を含みます。原料価格が落ち着いて値下げに動けば、売上や利益が減ることもあります。
- 営業活動によるキャッシュ・フロー(事業で実際に入ったお金)は51.9億円で、前年同期の66.1億円より減っています。売掛金や在庫が増えたことが背景にあり、利益ほど手元のお金は増えていません。
5何が起きたら見直すか
- 次の四半期決算で、営業利益率が10%を大きく下回ったとき
- 原料価格の下落や競争で価格改定を元に戻す動きが出て、ボンド・化成品の利益が減ったとき
- 売掛金や在庫の増加が続き、営業キャッシュ・フローが利益に見合う水準に戻らないとき
6検出後の成績
記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。
発表後の反応が同じ「反応は小さい」だった会社のこれまで
- 1週間後:市場全体との差は平均 +0.0%、市場全体を上回ったのは 27件中 15件
うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。
関連する会社
「利益率が改善」でも検出された会社
- 日精線(5659)2026-10-28・中間期の営業利益が約1.6倍、通期予想も修正
- ダイハツインフィ(6023)2026-10-28・中間期の本業のもうけが約1.7倍に増えた
- エスティック(6161)2026-10-29・中間期の本業のもうけが65%増え、利益率は24.8%に
- 第一工業(4461)2026-10-29・本業のもうけが2倍超に。通期予想の69%に到達
- 日鋳造(5609)2026-10-27・素形材が好調で中間期の営業利益が約8倍に
「利益が売上より大きく伸びた」でも検出された会社
- トーメンデバ(2737)2026-10-28・メモリ販売が急増し、中間期の利益が約4.6倍に
- 大倉工(4221)2026-10-29・大倉工、累計の営業利益が約2倍で通期予想を超過
- ヒロセ通商(7185)2026-10-29・中間期の本業のもうけが約2.5倍に増加
- キーエンス(6861)2026-10-29・中間期の営業利益が5割増、利益率も5.6pt改善
- 武田薬(4502)2026-10-29・円安と費用減で中間期の営業利益が6割増
同じ日(2026-10-28)の決算で検出された会社
- イマジニア(4644)中間期の本業が黒字に転換、利益は大きく増加
- 北陸電工(1930)中間期の本業のもうけが2.5倍に増えた
- アドバンテス(6857)アドバンテスト、中間期で利益ほぼ倍増し通期予想も上方修正
- ゴールドクレ(8871)中間期の本業のもうけが約1.8倍、利益率も大幅改善
- さくらインターネット(3778)GPU事業が伸び、赤字から黒字に転換
- 東エレデバ(2760)売上3割増、本業のもうけは2倍超に
この日はほかにも3社を検出しています(検出一覧)。
2026年10月28日(水)に決算を発表した会社すべて(検出しなかった会社の増益・減益も)
発表後の株価の反応が「反応は小さい」だった会社の一覧:反応は小さい
用語
- 営業利益
- 本業で稼いだもうけ。売上から原価と、営業にかかる経費を引いたものです。
- 営業利益率
- 売上高のうち営業利益が占める割合。高いほど効率よく稼げていることを示します。
- 上方修正
- 会社が出している業績予想を、前より良い数字に直すことです。
- 価格改定
- 原料費などの上昇に合わせて、製品の販売価格を変えることです。
- 営業キャッシュ・フロー
- 本業の事業活動で実際に増減したお金の動きです。
元の資料
- 2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信(日本基準)(連結)2026-10-28 11:30
言葉の意味は決算の用語集にもまとめています。資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-28 20:30(ルール v0.1)
検出理由・株価の反応ごとに見る
- 利益率が改善140社
- 利益が売上より大きく伸びた118社
- 会社予想に対して進みが速い37社
- 赤字から黒字に転換20社
- 来期も大きな増益を予想8社
- 予想を上方修正5社