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2026-10-28 13:00 発表・第2四半期累計

トーメンデバ2737

メモリ販売が急増し、中間期の利益が約4.6倍に

トーメンデバの決算・業績の変化をまとめて見る →決算の推移・業績予想の修正・検出後の成績を1ページに

検出の強さ (理由の重みの合計 4。売買のおすすめ度ではありません)

トーメンデバの2027年3月期の中間期(4〜9月)は、売上高が7,858億円(前年同期比+223.3%)、営業利益(本業のもうけ)が375億円(同+359.7%)になりました。サーバー・ストレージや車載向けのメモリ製品の売上が増え、メモリの価格も上がり続けていると会社は説明しています。

1何が起きたか

前年同期今回変化
売上高2,431億円7,858億円+223.3%
営業利益本業のもうけ81.7億円375.4億円+359.7%
営業利益率売上のうち本業で残る割合3.4%4.8%+1.4pt
会社の通期営業利益予想
489.0億円
予想に対する進み具合
77%前年同時期 43%

2なぜ検出したのか

売上が約3.2倍になる一方で、営業利益はそれ以上の約4.6倍になり、営業利益率(売上に対する本業のもうけの割合)は3.4%から4.8%に上がりました。また、通期の営業利益予想489億円に対し、中間期だけで77%まで進んでいます(前年の同じ時期は43%)。会社は通期予想を変えていませんが、予想が控えめなら、あとから上方修正される可能性があります。

  • 利益が売上より大きく伸びた+2

    売上 +223.3% に対して営業利益 +359.7%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。

  • 会社予想に対して進みが速い+2

    通期の営業利益予想に対して 第2四半期までの累計で 77% まで達成(前年の同じ時期は 43%)。会社の予想が控えめで、あとから上方修正される可能性があります。

会社の説明から読み取れる要因

  • サーバー・ストレージや車載を中心に、DRAMとNAND FLASH(メモリの種類)の売上が増えました。メモリの売上は7,539億円(+287.0%)です。
  • 会社は、メモリ価格が引き続き上昇していると説明しています。
  • 売上全体に占めるメモリの割合は80.2%から95.9%に高まり、利益の伸びもメモリが支えているとみられます(品目別の利益は材料にないため、断定はできません)。

3市場はすでに気づいていないか

下がった業績の数字は良い方向に変わったのに、株価は市場全体より下がりました。市場は数字以外の点(今後の見通し・一時的な要因など)を気にした可能性があります。

市場全体(TOPIX)との差
発表直後の取引日2026-10-28(前の取引日の終値と比べて)-21.4%
発表後これまで2026-10-28〜2026-10-29・2取引日-20.9%
発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか-15.2%
発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて6.4倍
  • 発表直後の売買の量(出来高)は、ふだんの約6倍でした。注目が集まったことを示します。

「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。

4予想が外れるとしたら

  • メモリ価格の上昇が止まったり下がったりすると、売上も利益率も今の水準を保てない可能性があります。
  • 会社は中東情勢による原材料・エネルギー価格の高騰やサプライチェーンの混乱など、先行きが不透明だと述べています。
  • 通期の営業利益予想489億円に対して、下期(10〜12月と1〜3月)の利益が中間期より小さくなれば、予想の上振れ幅は限られます。

反対材料・気をつける点

  • 売上の大半がメモリに偏っています。システムLSI(-37.5%)、ディスプレイ(-7.1%)、その他(-58.4%)は減っており、メモリ以外は伸びていません。
  • 総資産は5,727億円(前期末比+66.0%)に増え、負債は4,922億円(同+72.3%)に増えました。商品(在庫)は2,215億円から3,328億円に、短期・長期の借入金も増えています。支払利息は8.5億円から25.6億円に増えており、価格が下がると在庫の評価や資金の負担が重くなるおそれがあります。
  • 会社は7月30日に発表した通期予想を変えていません。中間期の進み具合が速くても、通期でも同じペースが続くとは限りません。

5何が起きたら見直すか

  • メモリ価格が下がりはじめたと会社が説明したとき、または売上総利益率(売上から原価を引いた利益の割合)が下がったとき
  • 通期の業績予想が上方修正・下方修正されたとき
  • 在庫(商品)や借入金がさらに増え、売掛金の回収や資金繰りに関する説明が出てきたとき

6検出後の成績

記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。

発表後の反応が同じ「下がった」だった会社のこれまで

  • 1週間後:市場全体との差は平均 -2.8%、市場全体を上回ったのは 25件中 7件

うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。

関連する会社

「利益が売上より大きく伸びた」でも検出された会社

  • 日精線(5659)2026-10-28・中間期の営業利益が約1.6倍、通期予想も修正
  • ダイハツインフィ(6023)2026-10-28・中間期の本業のもうけが約1.7倍に増えた
  • コニシ(4956)2026-10-28・中間期の本業のもうけが約1.6倍、利益率も改善
  • エスティック(6161)2026-10-29・中間期の本業のもうけが65%増え、利益率は24.8%に
  • 第一工業(4461)2026-10-29・本業のもうけが2倍超に。通期予想の69%に到達

ほか112社を見る

「会社予想に対して進みが速い」でも検出された会社

  • 日鋳造(5609)2026-10-27・素形材が好調で中間期の営業利益が約8倍に
  • 大倉工(4221)2026-10-29・大倉工、累計の営業利益が約2倍で通期予想を超過
  • デコラックス(7950)2026-10-29・中間期の本業のもうけが25%増え、利益率も改善
  • 野崎印(7919)2026-10-29・中間期の本業のもうけが前年の約2倍に増えた
  • カプコン(9697)2026-10-27・カプコン中間期、売上・利益ともに大幅増で過去最高水準

ほか31社を見る

同じ日(2026-10-28)の決算で検出された会社

この日はほかにも3社を検出しています(検出一覧)。

2026年10月28日(水)に決算を発表した会社すべて(検出しなかった会社の増益・減益も)

発表後の株価の反応が「下がった」だった会社の一覧:下がった

用語

営業利益
本業のもうけ。売上から原価と販売費・一般管理費を引いたものです。
営業利益率
売上のうち、本業のもうけが何%かを示す割合です。
DRAM・NAND FLASH
どちらも半導体メモリの種類です。DRAMはパソコンやサーバーの作業用、NAND FLASHはデータの保存用に使われます。
通期予想に対する進み具合
会社が出した1年間の予想に対して、途中までの実績が何%まで届いたかを示すものです。
上方修正
会社が出していた業績予想の数字を、前より高く直すことです。

元の資料

言葉の意味は決算の用語集にもまとめています。資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-28 20:30(ルール v0.1)

検出理由・株価の反応ごとに見る

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