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2026-10-28 12:30 発表・第2四半期累計

さくらインターネット3778

GPU事業が伸び、赤字から黒字に転換

さくらインターネットの決算・業績の変化をまとめて見る →決算の推移・業績予想の修正・検出後の成績を1ページに

検出の強さ (理由の重みの合計 5。売買のおすすめ度ではありません)

2026年4〜9月の売上高は228.3億円で、前年同期より46.0%増えました。本業のもうけである営業利益は、前年同期の9.2億円の赤字から29.6億円の黒字になりました。売上の増加が最も大きいのは、生成AI向けのGPUインフラストラクチャーサービスです。

1何が起きたか

前年同期今回変化
売上高156.3億円228.3億円+46.0%
営業利益本業のもうけ-9.2億円29.6億円―
営業利益率売上のうち本業で残る割合-5.9%13.0%+18.9pt
会社の通期営業利益予想
41.0億円
予想に対する進み具合
72%

2なぜ検出したのか

売上が増えたことで、営業利益率(売上に対する本業のもうけの割合)が-5.9%から13.0%へ18.9ポイント上がりました。通期の営業利益予想は41.0億円(修正後)で、半年間の営業利益はその72%にあたります。会社は予想を上回って進んだとして、この決算で通期予想を修正しています。

  • 利益率が改善+3

    第2四半期までの累計の営業利益率が -5.9% → 13.0%(+18.9ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。

  • 赤字から黒字に転換+2

    営業利益が -9.2億円 → 29.6億円。前年同期の赤字から黒字になりました。

会社の説明から読み取れる要因

  • GPUインフラストラクチャーサービスの売上が101.2億円(前年同期比258.9%増)になりました。前期に獲得した「さくら ONE」の大型案件の継続利用と、新規案件の受注によるものです。
  • 前期に投資したGPUの稼働が高く、提供単価も改善したと会社は説明しています。
  • クラウドサービスの売上は80.7億円(7.5%増)で、さくらのクラウドとレンタルサーバが順調でした。
  • 売上総利益(売上から原価を引いたもうけ)は31.5億円から73.1億円に増え、販売費及び一般管理費の増え方(40.7億円から43.5億円)を大きく上回りました。

3市場はすでに気づいていないか

大きく反応した発表直後の取引日に、市場全体より大きく上がりました。多くの投資家がすでにこの変化に気づき、株価に織り込みはじめている可能性があります。

市場全体(TOPIX)との差
発表直後の取引日2026-10-28(前の取引日の終値と比べて)+17.1%
発表後これまで2026-10-28〜2026-10-29・2取引日+8.7%
発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか-18.7%
発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて5.4倍
  • 発表直後の売買の量(出来高)は、ふだんの約5倍でした。注目が集まったことを示します。

「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。

4予想が外れるとしたら

  • GPU関連の売上は、大型案件の継続利用に支えられています。この案件が減ったり終わったりすると、売上と利益に影響する可能性があります。
  • GPU投資による減価償却費(設備の購入費を年数に分けて費用にしたもの)やサーバー保守費用が増えています。今後も負担が続くと、利益率が下がる可能性があります。
  • 石狩データセンターの増床などでリース債務(設備を借りて払う義務)が増えています。支払利息は2.3億円から4.2億円に増えており、負担が重くなる可能性があります。
  • 通期予想は下半期の業績が前提です。上半期の勢いが続かなければ、予想に届かない可能性があります。

反対材料・気をつける点

  • 物理基盤サービスは13.6%減、その他サービスは12.3%減でした。会社は、その他サービスの減少を前年同期に大口案件があったためと説明しています。伸びているのは一部の事業に偏っています。
  • 営業外収益の補助金収入が3.5億円あり、経常利益(本業以外も含めたもうけ)を押し上げています。毎期同じ額が入るかは、材料からは分かりません。
  • 中間純利益には、法人税等調整額(益)の計上(4.8億円)も含まれています。営業利益の増加だけによる数字ではありません。

5何が起きたら見直すか

  • GPUインフラストラクチャーサービスの売上が、次の四半期以降に大きく減ったとき。
  • 減価償却費や支払利息が売上より速く増えて、営業利益率が下がったとき。
  • 次の決算で、通期の営業利益予想(41.0億円)を再び修正したとき。

6検出後の成績

記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。

発表後の反応が同じ「大きく反応した」だった会社のこれまで

  • 1週間後:市場全体との差は平均 +2.1%、市場全体を上回ったのは 20件中 11件

うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。

関連する会社

「利益率が改善」でも検出された会社

  • ダイハツインフィ(6023)2026-10-28・中間期の本業のもうけが約1.7倍に増えた
  • コニシ(4956)2026-10-28・中間期の本業のもうけが約1.6倍、利益率も改善
  • エスティック(6161)2026-10-29・中間期の本業のもうけが65%増え、利益率は24.8%に
  • 第一工業(4461)2026-10-29・本業のもうけが2倍超に。通期予想の69%に到達
  • 日鋳造(5609)2026-10-27・素形材が好調で中間期の営業利益が約8倍に

ほか134社を見る

「赤字から黒字に転換」でも検出された会社

  • G-ドリコム(3793)2026-10-29・本業が前年の赤字から黒字に転換した中間決算
  • アイザワ証G(8708)2026-10-29・本業が赤字から黒字に転換し増収
  • 太洋テクノレックス(6663)2026-10-26・累計の本業が黒字に転換、通期予想を超過
  • G-KOMPEITO(618A)2026-10-15・売上が7割増え、赤字から黒字に転換
  • マネーフォワード(3994)2026-10-15・売上が3割増え、前年の赤字から黒字に転換

ほか14社を見る

同じ日(2026-10-28)の決算で検出された会社

  • イマジニア(4644)中間期の本業が黒字に転換、利益は大きく増加
  • 北陸電工(1930)中間期の本業のもうけが2.5倍に増えた
  • アドバンテス(6857)アドバンテスト、中間期で利益ほぼ倍増し通期予想も上方修正
  • ゴールドクレ(8871)中間期の本業のもうけが約1.8倍、利益率も大幅改善
  • 東エレデバ(2760)売上3割増、本業のもうけは2倍超に
  • 日精線(5659)中間期の営業利益が約1.6倍、通期予想も修正

この日はほかにも3社を検出しています(検出一覧)。

2026年10月28日(水)に決算を発表した会社すべて(検出しなかった会社の増益・減益も)

発表後の株価の反応が「大きく反応した」だった会社の一覧:大きく反応した

用語

営業利益
本業で稼いだもうけ。売上から原価と販売費・一般管理費を引いたものです。
営業利益率
売上のうち、本業のもうけが占める割合です。
GPU
生成AIの計算などに使われる、処理の速い部品です。
減価償却費
設備の購入費を、使う年数に分けて少しずつ費用にしたものです。
リース債務
設備を借りて、あとで支払う義務のある金額です。

元の資料

言葉の意味は決算の用語集にもまとめています。資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-28 20:30(ルール v0.1)

検出理由・株価の反応ごとに見る

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