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2026-10-29 14:00 発表・第2四半期累計

高度紙3891

中間期の本業のもうけが2倍超に増加

高度紙の決算・業績の変化をまとめて見る →決算の推移・業績予想の修正・検出後の成績を1ページに

検出の強さ (理由の重みの合計 5。売買のおすすめ度ではありません)

2027年3月期の中間期(4〜9月)は、売上高が93.5億円から124.9億円へ33.6%増え、営業利益(本業のもうけ)は17.8億円から38.3億円へ114.5%増えました。生成AI向けのデータセンター関連の需要が好調で、コンデンサ用の部材(セパレータ)がよく売れたと会社は説明しています。会社は通期の営業利益予想を75.0億円に修正しています(修正前の数字は材料にありません)。

1何が起きたか

前年同期今回変化
売上高93.5億円124.9億円+33.6%
営業利益本業のもうけ17.8億円38.3億円+114.5%
営業利益率売上のうち本業で残る割合19.1%30.6%+11.5pt
会社の通期営業利益予想
75.0億円
予想に対する進み具合
51%前年同時期 50%

2なぜ検出したのか

売上が3割強増えただけでなく、営業利益が2倍超になり、営業利益率(売上のうち本業のもうけが占める割合)も19.1%から30.6%へ11.5ポイント上がりました。会社は、売上の増加で工場の稼働率が上がり、生産効率も改善したことが利益を押し上げたと説明しています。売上の伸びより利益の伸びのほうが大きい点が、今回の変化の特徴です。

  • 利益率が改善+3

    第2四半期までの累計の営業利益率が 19.1% → 30.6%(+11.5ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。

  • 利益が売上より大きく伸びた+2

    売上 +33.6% に対して営業利益 +114.5%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。

会社の説明から読み取れる要因

  • アルミ電解コンデンサ用セパレータの売上が90.6億円(前年同期比28.0%増)となり、AIサーバー・データセンター関連の需要が好調でした。
  • 機能材(電気二重層キャパシタ用セパレータなど)の売上が34.3億円(51.3%増)となり、海外顧客からの受注が旺盛でした。
  • 売上の増加で工場の稼働率が上がり、生産効率も改善したと会社は説明しています。
  • 車載向けや産業機器向けも堅調で、産業機器では在庫調整が進んで需要が回復しています。

3市場はすでに気づいていないか

ある程度反応した発表後、市場全体より上がりました。変化の一部は株価に反映されたと考えられます。

市場全体(TOPIX)との差
発表直後の取引日2026-10-29(前の取引日の終値と比べて)+7.2%
発表後これまで2026-10-29〜2026-10-29・1取引日+7.2%
発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか-9.6%
発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて8.4倍
  • 発表直後の売買の量(出来高)は、ふだんの約8倍でした。注目が集まったことを示します。

「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。

4予想が外れるとしたら

  • 生成AI関連の投資が鈍ると、好調な需要が弱まり、売上や稼働率に影響する可能性があります。
  • 海外顧客からの機能材の受注は大きく増えていますが、受注の増え方が続くかどうかは材料からは分かりません。
  • 中東情勢などによるエネルギー価格や物価の上昇、為替の変動が、コストや利益に影響する可能性があります。
  • 通期の営業利益予想は75.0億円で、中間期までの進み具合は51%です。下期の利益が上期の水準を保てなければ、予想に届かない可能性があります。

反対材料・気をつける点

  • 売上の伸びの大半はAI関連など特定の需要に支えられており、需要の波の影響を受けやすい面があります。
  • 売掛金が49.8億円から66.8億円に増えています。売上は増えていますが、代金の回収が遅れると資金繰りに影響する可能性があります。
  • 利益率が30%を超える水準は前年から大きく上がっており、この水準が続くかどうかは材料からは判断できません。

5何が起きたら見直すか

  • 次の四半期以降の売上高が、今回の中間期の水準(半期で約125億円)を下回り続けたとき
  • 営業利益率が30%台から大きく下がり、稼働率や生産効率の改善効果が薄れたとき
  • 売掛金がさらに増え続け、代金の回収が遅れていることが決算で分かったとき

6検出後の成績

記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。

発表後の反応が同じ「ある程度反応した」だった会社のこれまで

  • 1週間後:市場全体との差は平均 -1.0%、市場全体を上回ったのは 22件中 11件
  • 1か月後:市場全体との差は平均 -11.2%、市場全体を上回ったのは 5件中 0件

うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。

関連する会社

「利益率が改善」でも検出された会社

  • 武田薬(4502)2026-10-29・円安と費用減で中間期の営業利益が6割増
  • コナミグループ(9766)2026-10-29・コナミ、中間期の本業のもうけが73%増え過去最高
  • イビデン(4062)2026-10-29・AI向け基板が好調で、本業のもうけが約1.8倍に
  • アイザワ証G(8708)2026-10-29・本業が赤字から黒字に転換し増収
  • IRJapan HD(6035)2026-10-29・中間期の営業利益が約1.5倍、利益率も大きく改善

ほか134社を見る

「利益が売上より大きく伸びた」でも検出された会社

  • 丸三証(8613)2026-10-29・中間期の本業のもうけが約1.9倍に増加
  • 水戸証(8622)2026-10-29・手数料収入が増え、本業のもうけが2倍超に
  • ルネサス(6723)2026-10-29・営業利益が約5.7倍に。ただし譲渡益を含む
  • 菊水HD(6912)2026-10-29・中間期の売上と本業のもうけが大きく増加
  • 富士電機(6504)2026-10-29・中間期の本業のもうけが約4割増え、通期予想も上方修正

ほか112社を見る

同じ日(2026-10-29)の決算で検出された会社

  • エスティック(6161)中間期の本業のもうけが65%増え、利益率は24.8%に
  • 第一工業(4461)本業のもうけが2倍超に。通期予想の69%に到達
  • 大倉工(4221)大倉工、累計の営業利益が約2倍で通期予想を超過
  • ヒロセ通商(7185)中間期の本業のもうけが約2.5倍に増加
  • キーエンス(6861)中間期の営業利益が5割増、利益率も5.6pt改善
  • G-ドリコム(3793)本業が前年の赤字から黒字に転換した中間決算

この日はほかにも16社を検出しています(検出一覧)。

2026年10月29日(木)に決算を発表した会社すべて(検出しなかった会社の増益・減益も)

発表後の株価の反応が「ある程度反応した」だった会社の一覧:ある程度反応した

用語

営業利益
本業で稼いだもうけ。売上から原価や販売にかかった費用を引いたものです。
営業利益率
売上のうち、本業のもうけがどのくらいを占めるかを示す割合です。
セパレータ
コンデンサの内部で、プラスとマイナスの電極を分けるために使う部材です。
稼働率
工場の設備をどのくらい動かしているかの割合です。高いほど、1個あたりの固定費の負担が軽くなります。
売掛金
商品を売ったものの、まだ受け取っていない代金のことです。

元の資料

言葉の意味は決算の用語集にもまとめています。資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-29 20:32(ルール v0.1)

検出理由・株価の反応ごとに見る

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