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2026-10-29 15:20 発表・第2四半期累計
イビデン4062
AI向け基板が好調で、本業のもうけが約1.8倍に
イビデンの決算・業績の変化をまとめて見る →決算の推移・業績予想の修正・検出後の成績を1ページに
検出の強さ (理由の重みの合計 5。売買のおすすめ度ではありません)
2026年4〜9月の売上高は2,625.5億円で前年同期より34.3%増えました。本業のもうけを示す営業利益は601.2億円と84.6%増え、営業利益率(売上のうち本業のもうけが占める割合)も16.7%から22.9%に上がりました。会社は通期の業績予想も修正しており、修正後の通期営業利益予想は1,330.0億円です。
1何が起きたか
| 前年同期 | 今回 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,955億円 | 2,625億円 | +34.3% |
| 営業利益本業のもうけ | 325.7億円 | 601.2億円 | +84.6% |
| 営業利益率売上のうち本業で残る割合 | 16.7% | 22.9% | +6.2pt |
- 会社の通期営業利益予想
- 1,330億円
- 予想に対する進み具合
- 45%前年同時期 53%
2なぜ検出したのか
売上が増えただけでなく、売上の伸び(+34.3%)を大きく上回って営業利益が伸び(+84.6%)、稼ぐ効率が上がったためです。ただし通期予想に対する進み具合は45%で、前年同時期の53%より低く、下期の利益が上期より大きくなる前提の予想になっています。
- 利益率が改善+3
第2四半期までの累計の営業利益率が 16.7% → 22.9%(+6.2ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。
- 利益が売上より大きく伸びた+2
売上 +34.3% に対して営業利益 +84.6%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。
会社の説明から読み取れる要因
- 生成AI用サーバー向けと汎用サーバー向けの高機能ICパッケージ基板(半導体を載せる基板)の需要が堅調でした。電子事業の売上は52.0%増、営業利益は96.7%増でした。
- 昨年度に量産を始めた大野工場の生産が安定し、円安基調も売上・利益を押し上げたと会社は説明しています。
- セラミック事業では、DPF(ディーゼル車の排ガス中の粒子を取るフィルター)の一時的な受注増や、半導体製造装置向けの特殊炭素製品の回復で、売上・営業利益ともに増えました。
3市場はすでに気づいていないか
反応は小さい発表後の値動きは市場全体とほぼ同じでした。業績の変化が、まだ十分には株価に反映されていない可能性があります(市場が別の点を気にしている可能性もあります)。
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 発表直後の取引日2026-10-29(前の取引日の終値と比べて) | +1.7% |
| 発表後これまで2026-10-29〜2026-10-29・1取引日 | +1.7% |
| 発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか | -11.0% |
| 発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて | 2.3倍 |
「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。
4予想が外れるとしたら
- 生成AI関連のサーバー需要が弱まると、売上の約3分の2を占める電子事業の伸びが鈍る可能性があります。
- 通期予想の進み具合が前年より低いため、下期に利益を積み増せないと予想に届かない可能性があります。
- 円安が円高に振れると、為替による押し上げが小さくなる可能性があります。
- 中東情勢や物価上昇、サプライチェーンの混乱など、会社自身が不安定と述べている環境が悪化する可能性があります。
反対材料・気をつける点
- DPFの増加は「一時的な受注の増加」と会社が説明しており、続くとは限りません。
- 触媒担体保持・シール材(AFP)は、資材価格の高騰で営業利益が前年同期より減っています。
- 前受金(先にもらったお金)が約1,188億円増え、営業キャッシュ・フローも大きく増えています。これは利益だけでなく前受金の増加の影響も大きく、将来の売上として計上されるまでの動きは材料からは分かりません。
5何が起きたら見直すか
- 次の四半期で電子事業の営業利益が伸びなくなったり、営業利益率が上期の22.9%を大きく下回ったりしたとき
- 下期に通期予想の1,330.0億円へ向けた進み具合が見込みどおりでなく、再び予想が修正されたとき
- 為替が大きく円高に動いたり、生成AI向けサーバーの需要が弱まったという開示が出たとき
6検出後の成績
記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。
発表後の反応が同じ「反応は小さい」だった会社のこれまで
- 1週間後:市場全体との差は平均 +0.0%、市場全体を上回ったのは 27件中 15件
うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。
関連する会社
「利益率が改善」でも検出された会社
- 武田薬(4502)2026-10-29・円安と費用減で中間期の営業利益が6割増
- コナミグループ(9766)2026-10-29・コナミ、中間期の本業のもうけが73%増え過去最高
- 高度紙(3891)2026-10-29・中間期の本業のもうけが2倍超に増加
- アイザワ証G(8708)2026-10-29・本業が赤字から黒字に転換し増収
- IRJapan HD(6035)2026-10-29・中間期の営業利益が約1.5倍、利益率も大きく改善
「利益が売上より大きく伸びた」でも検出された会社
- 丸三証(8613)2026-10-29・中間期の本業のもうけが約1.9倍に増加
- 水戸証(8622)2026-10-29・手数料収入が増え、本業のもうけが2倍超に
- ルネサス(6723)2026-10-29・営業利益が約5.7倍に。ただし譲渡益を含む
- 菊水HD(6912)2026-10-29・中間期の売上と本業のもうけが大きく増加
- 富士電機(6504)2026-10-29・中間期の本業のもうけが約4割増え、通期予想も上方修正
同じ日(2026-10-29)の決算で検出された会社
- エスティック(6161)中間期の本業のもうけが65%増え、利益率は24.8%に
- 第一工業(4461)本業のもうけが2倍超に。通期予想の69%に到達
- 大倉工(4221)大倉工、累計の営業利益が約2倍で通期予想を超過
- ヒロセ通商(7185)中間期の本業のもうけが約2.5倍に増加
- キーエンス(6861)中間期の営業利益が5割増、利益率も5.6pt改善
- G-ドリコム(3793)本業が前年の赤字から黒字に転換した中間決算
この日はほかにも16社を検出しています(検出一覧)。
2026年10月29日(木)に決算を発表した会社すべて(検出しなかった会社の増益・減益も)
発表後の株価の反応が「反応は小さい」だった会社の一覧:反応は小さい
用語
元の資料
- 2027年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-29 15:20
言葉の意味は決算の用語集にもまとめています。資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-29 20:32(ルール v0.1)
検出理由・株価の反応ごとに見る
- 利益率が改善140社
- 利益が売上より大きく伸びた118社
- 会社予想に対して進みが速い37社
- 赤字から黒字に転換20社
- 来期も大きな増益を予想8社
- 予想を上方修正5社