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2026-10-29 12:30 発表・第3四半期累計
大倉工4221
大倉工、累計の営業利益が約2倍で通期予想を超過
大倉工の決算・業績の変化をまとめて見る →決算の推移・業績予想の修正・検出後の成績を1ページに
検出の強さ (理由の重みの合計 6。売買のおすすめ度ではありません)
大倉工の2026年1〜9月の売上高は802.2億円(前年同期比+24.9%)、営業利益(本業のもうけ)は89.5億円(同+91.0%)でした。子会社の株式会社フジコーを連結に加えたことや、製品の価格改定が主な背景です。会社の通期の営業利益予想は85.0億円のままで、累計の89.5億円はすでにそれを上回っています。
1何が起きたか
| 前年同期 | 今回 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 642.3億円 | 802.2億円 | +24.9% |
| 営業利益本業のもうけ | 46.9億円 | 89.5億円 | +91.0% |
| 営業利益率売上のうち本業で残る割合 | 7.3% | 11.2% | +3.9pt |
- 会社の通期営業利益予想
- 85.0億円
- 予想に対する進み具合
- 105%前年同時期 76%
2なぜ検出したのか
売上が24.9%増えたのに対し、営業利益は91.0%増と大きく伸び、営業利益率(売上に対する本業のもうけの割合)が7.3%から11.2%に上がりました。また、通期予想に対する進み具合が105%と、前年同時期の76%を大きく上回っています。会社は予想を変えていませんが、予想が控えめである可能性を示す材料の一つです。ただし、今後上方修正されるかどうかは材料からは分かりません。
- 利益率が改善+2
第3四半期までの累計の営業利益率が 7.3% → 11.2%(+3.9ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。
- 利益が売上より大きく伸びた+2
売上 +24.9% に対して営業利益 +91.0%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。
- 会社予想に対して進みが速い+2
通期の営業利益予想に対して 第3四半期までの累計で 105% まで達成(前年の同じ時期は 76%)。会社の予想が控えめで、あとから上方修正される可能性があります。
会社の説明から読み取れる要因
- 合成樹脂事業で、フジコーの連結子会社化と販売数量の増加により売上高が547.3億円(+39.3%)に増えました
- 原料価格の高騰を製品価格へ機動的に反映し、価格改定や特定製品の構造改革で合成樹脂事業の営業利益が87.9億円(+106.4%)になりました
- 新規材料事業では大型液晶テレビ向けの光学フィルムが堅調で、歩留り(良品の割合)の改善も進み、営業利益が20.6億円(+18.6%)になりました
- その他事業でも、調剤薬局向けシステムの販売やインバウンドによる宿泊の増加で営業利益が4.3億円(+20.9%)になりました
3市場はすでに気づいていないか
ある程度反応した発表後、市場全体より上がりました。変化の一部は株価に反映されたと考えられます。
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 発表直後の取引日2026-10-29(前の取引日の終値と比べて) | +3.2% |
| 発表後これまで2026-10-29〜2026-10-29・1取引日 | +3.2% |
| 発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか | -6.3% |
| 発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて | 2.2倍 |
「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。
4予想が外れるとしたら
- 中東情勢の緊迫化による原料・エネルギー価格の変動で、原料コストが再び上がる可能性があります
- 原料価格の上昇分を製品価格に反映できなくなると、利益率が下がるおそれがあります
- 金利上昇や円安のさらなる進行が、借入の利息負担やコストを増やす可能性があります
- 第4四半期(10〜12月)に費用が増えれば、通期の利益が累計の勢いほど伸びないことも考えられます
反対材料・気をつける点
- 会社は通期予想を据え置いており、上方修正が出るとは限りません。予想が幅の中での据え置きである点も踏まえる必要があります
- 合成樹脂事業の好調は、原料高に伴う価格改定や子会社の加わった効果が大きく、同じ水準が続くかは材料からは分かりません
- 建材事業は新しい高瀬工場の試運転費用などで0.5億円の営業損失となり、前年より4.4億円悪化しました。また借入金が125.6億円増えて自己資本比率が53.7%(前期末比-7.5ポイント)に下がっており、財務面の負担も増えています
5何が起きたら見直すか
- 会社が通期の業績予想を修正(上方・下方いずれも)したとき、その中身と理由を確認し直す
- 次の決算で合成樹脂事業の営業利益率が大きく下がり、価格改定の効果が薄れていると分かったとき
- 原料価格の上昇が続いて製品価格への反映が追いつかなくなったり、建材事業の損失が拡大したりしたとき
6検出後の成績
記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。
発表後の反応が同じ「ある程度反応した」だった会社のこれまで
- 1週間後:市場全体との差は平均 -1.0%、市場全体を上回ったのは 22件中 11件
- 1か月後:市場全体との差は平均 -11.2%、市場全体を上回ったのは 5件中 0件
うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。
関連する会社
「利益率が改善」でも検出された会社
- コナミグループ(9766)2026-10-29・コナミ、中間期の本業のもうけが73%増え過去最高
- イビデン(4062)2026-10-29・AI向け基板が好調で、本業のもうけが約1.8倍に
- 高度紙(3891)2026-10-29・中間期の本業のもうけが2倍超に増加
- アイザワ証G(8708)2026-10-29・本業が赤字から黒字に転換し増収
- IRJapan HD(6035)2026-10-29・中間期の営業利益が約1.5倍、利益率も大きく改善
「利益が売上より大きく伸びた」でも検出された会社
- 丸三証(8613)2026-10-29・中間期の本業のもうけが約1.9倍に増加
- 水戸証(8622)2026-10-29・手数料収入が増え、本業のもうけが2倍超に
- ルネサス(6723)2026-10-29・営業利益が約5.7倍に。ただし譲渡益を含む
- 菊水HD(6912)2026-10-29・中間期の売上と本業のもうけが大きく増加
- 富士電機(6504)2026-10-29・中間期の本業のもうけが約4割増え、通期予想も上方修正
「会社予想に対して進みが速い」でも検出された会社
- デコラックス(7950)2026-10-29・中間期の本業のもうけが25%増え、利益率も改善
- 野崎印(7919)2026-10-29・中間期の本業のもうけが前年の約2倍に増えた
- イマジニア(4644)2026-10-28・中間期の本業が黒字に転換、利益は大きく増加
- 北陸電工(1930)2026-10-28・中間期の本業のもうけが2.5倍に増えた
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同じ日(2026-10-29)の決算で検出された会社
- エスティック(6161)中間期の本業のもうけが65%増え、利益率は24.8%に
- 第一工業(4461)本業のもうけが2倍超に。通期予想の69%に到達
- ヒロセ通商(7185)中間期の本業のもうけが約2.5倍に増加
- キーエンス(6861)中間期の営業利益が5割増、利益率も5.6pt改善
- G-ドリコム(3793)本業が前年の赤字から黒字に転換した中間決算
- 武田薬(4502)円安と費用減で中間期の営業利益が6割増
この日はほかにも16社を検出しています(検出一覧)。
2026年10月29日(木)に決算を発表した会社すべて(検出しなかった会社の増益・減益も)
発表後の株価の反応が「ある程度反応した」だった会社の一覧:ある程度反応した
用語
元の資料
- 2026年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-29 12:30
言葉の意味は決算の用語集にもまとめています。資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-29 20:32(ルール v0.1)
検出理由・株価の反応ごとに見る
- 利益率が改善140社
- 利益が売上より大きく伸びた118社
- 会社予想に対して進みが速い37社
- 赤字から黒字に転換20社
- 来期も大きな増益を予想8社
- 予想を上方修正5社