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2026-10-29 12:00 発表・第2四半期累計
IRJapan HD6035
中間期の営業利益が約1.5倍、利益率も大きく改善
IRJapan HDの決算・業績の変化をまとめて見る →決算の推移・業績予想の修正・検出後の成績を1ページに
検出の強さ (理由の重みの合計 5。売買のおすすめ度ではありません)
2026年4〜9月の売上高は34.1億円(前年同期比+10.7%)、営業利益(本業のもうけ)は9.4億円(+48.7%)でした。売上の伸びより利益の伸びが大きく、営業利益率(売上のうち本業のもうけが占める割合)は20.5%から27.5%に上がっています。通期の業績予想は、現時点では算定が困難として公表されていません。
1何が起きたか
| 前年同期 | 今回 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 30.8億円 | 34.1億円 | +10.7% |
| 営業利益本業のもうけ | 6.3億円 | 9.4億円 | +48.7% |
| 営業利益率売上のうち本業で残る割合 | 20.5% | 27.5% | +7.0pt |
2なぜ検出したのか
売上が1割ほど増えただけでなく、利益がその約4.5倍の勢いで増えたため、「稼ぐ効率」が上がったことが数字に表れています。大型の案件が増え、費用の増え方が売上の増え方より小さかったことが背景と考えられますが、費用の内訳は材料からは分かりません。
- 利益率が改善+3
第2四半期までの累計の営業利益率が 20.5% → 27.5%(+7.0ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。
- 利益が売上より大きく伸びた+2
売上 +10.7% に対して営業利益 +48.7%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。
会社の説明から読み取れる要因
- 大型プロジェクト(50百万円以上)の売上が46.5%増の6.3億円になり、件数も5件から8件に増えました。
- とくにアクティビスト(物言う株主)への対応を支援する業務が、3.1億円から4.7億円へ増えました。
- 実質株主判明調査や株主対応支援、資本政策のコンサルティングなど、通常プロジェクトも4.9%増の27.8億円でした。
- 主力のIR・SRコンサルティングの売上が12.4%増の32.7億円になりました。
3市場はすでに気づいていないか
ある程度反応した発表後、市場全体より上がりました。変化の一部は株価に反映されたと考えられます。
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 発表直後の取引日2026-10-29(前の取引日の終値と比べて) | +3.7% |
| 発表後これまで2026-10-29〜2026-10-29・1取引日 | +3.7% |
| 発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか | -1.0% |
| 発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて | 4.3倍 |
- 発表直後の売買の量(出来高)は、ふだんの約4倍でした。注目が集まったことを示します。
「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。
4予想が外れるとしたら
- 大型プロジェクトは件数が少なく、次の半期に同じだけ受注できないと、売上と利益の伸びが鈍る可能性があります。
- 会社は通期の業績予想を公表しておらず、下期の見通しは材料からは分かりません。
- アクティビストの活動や企業再編の動きに需要が左右される事業のため、そうした動きが落ち着くと案件が減る可能性があります。
反対材料・気をつける点
- 最終的なもうけである中間純利益の伸びは+27.0%で、営業利益の伸びより小さくなっています。証券代行業務の業務提携の解消に伴い、関連する固定資産の減損損失1.1億円を特別損失として計上したためです。
- ディスクロージャーコンサルティング(13.6%減)とデータベース・その他(29.3%減)の売上は前年より減っています。
- 営業活動で得たお金(営業キャッシュ・フロー)は9.2億円で、前年同期の9.8億円より少なくなっています。
5何が起きたら見直すか
- 次の四半期以降に大型プロジェクトの件数や金額が大きく減ったとき。
- 会社が通期の業績予想を公表し、中間期までの利益の水準から見て低い内容だったとき。
- 営業利益率が今回の27.5%を大きく下回る水準に戻ったとき。
6検出後の成績
記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。
発表後の反応が同じ「ある程度反応した」だった会社のこれまで
- 1週間後:市場全体との差は平均 -1.0%、市場全体を上回ったのは 22件中 11件
- 1か月後:市場全体との差は平均 -11.2%、市場全体を上回ったのは 5件中 0件
うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。
関連する会社
「利益率が改善」でも検出された会社
- 武田薬(4502)2026-10-29・円安と費用減で中間期の営業利益が6割増
- コナミグループ(9766)2026-10-29・コナミ、中間期の本業のもうけが73%増え過去最高
- イビデン(4062)2026-10-29・AI向け基板が好調で、本業のもうけが約1.8倍に
- 高度紙(3891)2026-10-29・中間期の本業のもうけが2倍超に増加
- アイザワ証G(8708)2026-10-29・本業が赤字から黒字に転換し増収
「利益が売上より大きく伸びた」でも検出された会社
- 丸三証(8613)2026-10-29・中間期の本業のもうけが約1.9倍に増加
- 水戸証(8622)2026-10-29・手数料収入が増え、本業のもうけが2倍超に
- ルネサス(6723)2026-10-29・営業利益が約5.7倍に。ただし譲渡益を含む
- 菊水HD(6912)2026-10-29・中間期の売上と本業のもうけが大きく増加
- 富士電機(6504)2026-10-29・中間期の本業のもうけが約4割増え、通期予想も上方修正
同じ日(2026-10-29)の決算で検出された会社
- エスティック(6161)中間期の本業のもうけが65%増え、利益率は24.8%に
- 第一工業(4461)本業のもうけが2倍超に。通期予想の69%に到達
- 大倉工(4221)大倉工、累計の営業利益が約2倍で通期予想を超過
- ヒロセ通商(7185)中間期の本業のもうけが約2.5倍に増加
- キーエンス(6861)中間期の営業利益が5割増、利益率も5.6pt改善
- G-ドリコム(3793)本業が前年の赤字から黒字に転換した中間決算
この日はほかにも16社を検出しています(検出一覧)。
2026年10月29日(木)に決算を発表した会社すべて(検出しなかった会社の増益・減益も)
発表後の株価の反応が「ある程度反応した」だった会社の一覧:ある程度反応した
用語
- 営業利益
- 本業で稼いだもうけ。売上から、仕事にかかった費用を引いたものです。
- 営業利益率
- 売上のうち、本業のもうけが占める割合。高いほど効率よく稼いでいます。
- アクティビスト
- 株を持って、会社に経営の見直しなどを求める「物言う株主」のことです。
- 減損損失
- 使う見込みが小さくなった資産の価値を、帳簿上で減らす損失です。実際にお金が出ていくとは限りません。
- 特別損失
- その期だけ起きた一時的な損失のことです。
- 営業キャッシュ・フロー
- 本業の活動で実際に入ってきた現金から、出ていった現金を引いたお金の流れです。
元の資料
- 2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-29 12:00
言葉の意味は決算の用語集にもまとめています。資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-29 20:32(ルール v0.1)
検出理由・株価の反応ごとに見る
- 利益率が改善140社
- 利益が売上より大きく伸びた118社
- 会社予想に対して進みが速い37社
- 赤字から黒字に転換20社
- 来期も大きな増益を予想8社
- 予想を上方修正5社