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2026-10-29 15:00 発表・第2四半期累計
エスティック6161
中間期の本業のもうけが65%増え、利益率は24.8%に
エスティックの決算・業績の変化をまとめて見る →決算の推移・業績予想の修正・検出後の成績を1ページに
検出の強さ (理由の重みの合計 7。売買のおすすめ度ではありません)
2026年9月までの半年間で、売上高は35.0億円から38.6億円へ10.3%増えました。本業のもうけ(営業利益)は5.8億円から9.6億円へ65.6%増え、売上に対する利益の割合(営業利益率)は16.5%から24.8%に上がっています。会社は通期の業績予想を変えていません。
1何が起きたか
| 前年同期 | 今回 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 35.0億円 | 38.6億円 | +10.3% |
| 営業利益本業のもうけ | 5.8億円 | 9.6億円 | +65.6% |
| 営業利益率売上のうち本業で残る割合 | 16.5% | 24.8% | +8.3pt |
- 会社の通期営業利益予想
- 17.1億円
- 予想に対する進み具合
- 56%前年同時期 37%
2なぜ検出したのか
売上の伸び(10.3%)より利益の伸び(65.6%)がはるかに大きく、同じ売上でも利益が残りやすくなったことを示しています。通期の営業利益予想17.1億円に対して、半年で56%まで進みました(前年の同じ時期は37%)。会社の予想が控えめなら、あとで予想が見直される可能性もありますが、材料からは決まっていません。
- 利益率が改善+3
第2四半期までの累計の営業利益率が 16.5% → 24.8%(+8.3ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。
- 利益が売上より大きく伸びた+2
売上 +10.3% に対して営業利益 +65.6%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。
- 会社予想に対して進みが速い+2
通期の営業利益予想に対して 第2四半期までの累計で 56% まで達成(前年の同じ時期は 37%)。会社の予想が控えめで、あとから上方修正される可能性があります。
会社の説明から読み取れる要因
- 米国で、自動車メーカーの大口ユーザー向けハンドナットランナ(手で持って使うネジ締め工具)の販売が好調でした。米国の売上は前年同期を大きく上回っています。
- 利益率の低いネジ締付装置の売上が減り、利益率の高いハンドナットランナが増えたため、商品構成が改善しました。
- 米国では、これまでの販売価格の見直しや製品構成の変化で、売上原価率(売上のうち製造にかかった費用の割合)が下がりました。
- 韓国や東南アジア、欧州、メキシコでもハンドナットランナなどが伸び、海外売上は24.8%増の28.2億円になりました。
3市場はすでに気づいていないか
反応は小さい発表後の値動きは市場全体とほぼ同じでした。業績の変化が、まだ十分には株価に反映されていない可能性があります(市場が別の点を気にしている可能性もあります)。
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 発表直後の取引日2026-10-29(前の取引日の終値と比べて) | +1.7% |
| 発表後これまで2026-10-29〜2026-10-29・1取引日 | +1.7% |
| 発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか | -1.5% |
| 発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて | 4.1倍 |
- 発表直後の売買の量(出来高)は、ふだんの約4倍でした。注目が集まったことを示します。
「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。
4予想が外れるとしたら
- 自動車メーカーが設備投資に慎重で、大型案件の延期や見直しが続くと、売上が思うように伸びない可能性があります。
- 海外売上比率が73.0%まで上がっています。為替の変化や米国の通商政策の影響を受けやすくなっている可能性があります。
- 中国では主要EVメーカー向けの販売が大きく減り、中国メーカーとの競争も激しくなっています。この状況が続けば、全体の足を引っ張るおそれがあります。
- 下半期の見通しは材料に書かれていません。予想どおりになるかは分かりません。
反対材料・気をつける点
- 利益率の上昇は、利益率の低い製品の売上が減ったことも一因です。ネジ締付装置やナットランナの売上は減っており、事業全体が広く強くなったとは言い切れません。
- 国内の売上は16.1%減で、中国も前年を下回りました。伸びは米国などの海外のハンドナットランナに偏っています。
- 営業活動によるキャッシュ・フロー(本業で入ったお金)が1,673百万円の収入と大きく増えた一因は、売掛金の回収(売上債権の減少937百万円)です。この水準が毎回続くとは限りません。
5何が起きたら見直すか
- 下半期に米国のハンドナットランナの販売が落ち込み、営業利益率が20%を大きく下回る水準に戻ったとき
- 自動車メーカーの設備投資の見直しが広がり、国内や欧州でもハンドナットランナの売上が減りはじめたとき
- 次の決算で、通期の業績予想が上方修正されたとき、または据え置きのまま進み具合が鈍ったとき
6検出後の成績
記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。
発表後の反応が同じ「反応は小さい」だった会社のこれまで
- 1週間後:市場全体との差は平均 +0.0%、市場全体を上回ったのは 27件中 15件
うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。
関連する会社
「利益率が改善」でも検出された会社
- コナミグループ(9766)2026-10-29・コナミ、中間期の本業のもうけが73%増え過去最高
- イビデン(4062)2026-10-29・AI向け基板が好調で、本業のもうけが約1.8倍に
- 高度紙(3891)2026-10-29・中間期の本業のもうけが2倍超に増加
- アイザワ証G(8708)2026-10-29・本業が赤字から黒字に転換し増収
- IRJapan HD(6035)2026-10-29・中間期の営業利益が約1.5倍、利益率も大きく改善
「利益が売上より大きく伸びた」でも検出された会社
- 丸三証(8613)2026-10-29・中間期の本業のもうけが約1.9倍に増加
- 水戸証(8622)2026-10-29・手数料収入が増え、本業のもうけが2倍超に
- ルネサス(6723)2026-10-29・営業利益が約5.7倍に。ただし譲渡益を含む
- 菊水HD(6912)2026-10-29・中間期の売上と本業のもうけが大きく増加
- 富士電機(6504)2026-10-29・中間期の本業のもうけが約4割増え、通期予想も上方修正
「会社予想に対して進みが速い」でも検出された会社
- デコラックス(7950)2026-10-29・中間期の本業のもうけが25%増え、利益率も改善
- 野崎印(7919)2026-10-29・中間期の本業のもうけが前年の約2倍に増えた
- イマジニア(4644)2026-10-28・中間期の本業が黒字に転換、利益は大きく増加
- 北陸電工(1930)2026-10-28・中間期の本業のもうけが2.5倍に増えた
- トーメンデバ(2737)2026-10-28・メモリ販売が急増し、中間期の利益が約4.6倍に
同じ日(2026-10-29)の決算で検出された会社
- 第一工業(4461)本業のもうけが2倍超に。通期予想の69%に到達
- 大倉工(4221)大倉工、累計の営業利益が約2倍で通期予想を超過
- ヒロセ通商(7185)中間期の本業のもうけが約2.5倍に増加
- キーエンス(6861)中間期の営業利益が5割増、利益率も5.6pt改善
- G-ドリコム(3793)本業が前年の赤字から黒字に転換した中間決算
- 武田薬(4502)円安と費用減で中間期の営業利益が6割増
この日はほかにも16社を検出しています(検出一覧)。
2026年10月29日(木)に決算を発表した会社すべて(検出しなかった会社の増益・減益も)
発表後の株価の反応が「反応は小さい」だった会社の一覧:反応は小さい
用語
- 営業利益
- 本業で稼いだもうけ。売上から、製品の原価や販売・管理にかかった費用を引いたものです。
- 営業利益率
- 売上のうち、本業のもうけとして残った割合。高いほど効率よく稼げています。
- 売上原価率
- 売上のうち、製品をつくるのにかかった費用の割合。下がると利益が残りやすくなります。
- 進み具合(進捗率)
- 通期の予想に対して、半年でどれだけ達成したかの割合です。
- 営業活動によるキャッシュ・フロー
- 本業で実際に入ってきたお金から出ていったお金を引いた額。利益と一致するとは限りません。
元の資料
- 2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-29 15:00
言葉の意味は決算の用語集にもまとめています。資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-29 20:32(ルール v0.1)
検出理由・株価の反応ごとに見る
- 利益率が改善140社
- 利益が売上より大きく伸びた118社
- 会社予想に対して進みが速い37社
- 赤字から黒字に転換20社
- 来期も大きな増益を予想8社
- 予想を上方修正5社