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2026-10-29 15:30 発表・第2四半期累計
富士電機6504
中間期の本業のもうけが約4割増え、通期予想も上方修正
富士電機の決算・業績の変化をまとめて見る →決算の推移・業績予想の修正・検出後の成績を1ページに
検出の強さ (理由の重みの合計 4。売買のおすすめ度ではありません)
富士電機の2027年3月期の中間期(4〜9月)は、売上高が5,933億円(前年同期比+9.2%)、営業利益(本業のもうけ)が598億円(+39.9%)で、いずれも過去最高でした。売上の伸びより利益の伸びが大きく、営業利益率(売上のうち本業のもうけが占める割合)は7.9%から10.1%に上がっています。会社は通期の営業利益予想を1,565億円から1,680億円に引き上げました。
1何が起きたか
| 前年同期 | 今回 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 5,432億円 | 5,933億円 | +9.2% |
| 営業利益本業のもうけ | 427.6億円 | 598.1億円 | +39.9% |
| 営業利益率売上のうち本業で残る割合 | 7.9% | 10.1% | +2.2pt |
- 会社の通期営業利益予想
- 1,680億円
- 予想に対する進み具合
- 36%前年同時期 31%
2なぜ検出したのか
売上が約9%増えたのに対し、営業利益は約40%増えており、売上以上にもうけが増えた決算です。通期予想(1,680億円)に対する中間期の進み具合は36%で、前年同時期の31%を上回っています。ただし、この進み具合だけで通期の結果が決まるわけではありません。
- 利益率が改善+2
第2四半期までの累計の営業利益率が 7.9% → 10.1%(+2.2ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。
- 利益が売上より大きく伸びた+2
売上 +9.2% に対して営業利益 +39.9%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。
会社の説明から読み取れる要因
- エネルギー部門で、データセンター向けや蓄電システム、変電機器の需要が増え、営業利益が189億円から299億円に増えました。
- インダストリー部門で、FAコンポーネント(工場の自動化に使う機器)などの需要が増え、営業利益が111億円から209億円に増えました。
- 前年同期にあった大口案件の費用増の反動や、需要増・価格改定の効果もプラスに働きました。
- 国内工場の生産能力の増強など、旺盛な需要に応える取り組みを続けています。
3市場はすでに気づいていないか
発表後の取引待ち 発表のあと、まだ取引が行われていません。次の取引日のあとに、株価の反応(TOPIX との差)を表示します。
4予想が外れるとしたら
- 銅や銀などの原材料価格が高値圏で推移しており、さらに上がると利益を押し下げる可能性があります。
- 地政学リスクの高まりで不確実性が増しており、設備投資の動きが変わると受注に影響するかもしれません。
- 通期予想は下期の為替レート(1ドル150円など)を前提にしているため、為替が大きく動くと数字がずれる可能性があります。
- 人件費の増加が続くと、利益率の改善を打ち消す要因になりえます。
反対材料・気をつける点
- 半導体部門は営業利益が90億円から64億円に減りました。電動車向けパワー半導体の需要減や中国での価格競争が理由です。
- 食品流通部門も、国内の自販機の需要減で営業利益が58億円から51億円に減りました。
- 中間純利益421億円(+58%)には、第1四半期に計上した政策保有株式の売却による特別利益が含まれており、本業の実力だけの伸びではありません。
5何が起きたら見直すか
- 銅などの原材料価格がさらに上がり、利益率が10%を下回るようになったとき。
- エネルギー・インダストリー部門の需要が弱まり、これらの部門の営業利益が減り始めたとき。
- 半導体部門の減益が広がり、全体の利益の伸びを大きく押し下げるようになったとき。
6検出後の成績
記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。
うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。
関連する会社
「利益率が改善」でも検出された会社
- 武田薬(4502)2026-10-29・円安と費用減で中間期の営業利益が6割増
- コナミグループ(9766)2026-10-29・コナミ、中間期の本業のもうけが73%増え過去最高
- イビデン(4062)2026-10-29・AI向け基板が好調で、本業のもうけが約1.8倍に
- 高度紙(3891)2026-10-29・中間期の本業のもうけが2倍超に増加
- アイザワ証G(8708)2026-10-29・本業が赤字から黒字に転換し増収
「利益が売上より大きく伸びた」でも検出された会社
- IRJapan HD(6035)2026-10-29・中間期の営業利益が約1.5倍、利益率も大きく改善
- 丸三証(8613)2026-10-29・中間期の本業のもうけが約1.9倍に増加
- 水戸証(8622)2026-10-29・手数料収入が増え、本業のもうけが2倍超に
- ルネサス(6723)2026-10-29・営業利益が約5.7倍に。ただし譲渡益を含む
- 菊水HD(6912)2026-10-29・中間期の売上と本業のもうけが大きく増加
同じ日(2026-10-29)の決算で検出された会社
- エスティック(6161)中間期の本業のもうけが65%増え、利益率は24.8%に
- 第一工業(4461)本業のもうけが2倍超に。通期予想の69%に到達
- 大倉工(4221)大倉工、累計の営業利益が約2倍で通期予想を超過
- ヒロセ通商(7185)中間期の本業のもうけが約2.5倍に増加
- キーエンス(6861)中間期の営業利益が5割増、利益率も5.6pt改善
- G-ドリコム(3793)本業が前年の赤字から黒字に転換した中間決算
この日はほかにも16社を検出しています(検出一覧)。
2026年10月29日(木)に決算を発表した会社すべて(検出しなかった会社の増益・減益も)
用語
元の資料
- 2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-29 15:30
言葉の意味は決算の用語集にもまとめています。資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-29 20:32(ルール v0.1)
検出理由・株価の反応ごとに見る
- 利益率が改善140社
- 利益が売上より大きく伸びた118社
- 会社予想に対して進みが速い37社
- 赤字から黒字に転換20社
- 来期も大きな増益を予想8社
- 予想を上方修正5社