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2026-10-29 16:00 発表・第2四半期累計
キーエンス6861
中間期の営業利益が5割増、利益率も5.6pt改善
キーエンスの決算・業績の変化をまとめて見る →決算の推移・業績予想の修正・検出後の成績を1ページに
検出の強さ (理由の重みの合計 5。売買のおすすめ度ではありません)
2027年3月期の中間期(2026年3月21日〜9月20日)は、売上高が7,354億円(前年同期比34.9%増)、営業利益(本業のもうけ)が4,083億円(同50.0%増)でした。売上が増えただけでなく、売上に対する営業利益の割合(営業利益率)も49.9%から55.5%に上がっています。
1何が起きたか
| 前年同期 | 今回 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 5,453億円 | 7,354億円 | +34.9% |
| 営業利益本業のもうけ | 2,722億円 | 4,083億円 | +50.0% |
| 営業利益率売上のうち本業で残る割合 | 49.9% | 55.5% | +5.6pt |
2なぜ検出したのか
売上の伸び(+34.9%)より営業利益の伸び(+50.0%)が大きく、売上が増えた分以上にもうけが増えた形です。売上総利益は6,300億円と約40%増える一方、販売費及び一般管理費(営業にかかる経費)の増加は約24%にとどまり、利益率の改善につながっています。
- 利益率が改善+3
第2四半期までの累計の営業利益率が 49.9% → 55.5%(+5.6ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。
- 利益が売上より大きく伸びた+2
売上 +34.9% に対して営業利益 +50.0%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。
会社の説明から読み取れる要因
- 会社は、製造業を中心に世界で設備投資が続き、北中南米・アジア(特に半導体・電気精密業界)・欧州・国内の各地域で需要が堅調だったと説明しています。
- 売上原価は944億円から1,054億円へ約12%の増加にとどまり、売上の伸びに比べて抑えられました。
- 販売費及び一般管理費の増加(1,787億円→2,217億円、約24%増)が売上の伸びより小さく、利益率の改善に寄与しました。
- 会社は企画開発面の充実と営業面の強化を進めてきたと述べていますが、具体的な成果の内訳は材料からは分かりません。
3市場はすでに気づいていないか
発表後の取引待ち 発表のあと、まだ取引が行われていません。次の取引日のあとに、株価の反応(TOPIX との差)を表示します。
4予想が外れるとしたら
- 設備投資の動きが弱まると、売上の伸びが鈍る可能性があります。
- 売上が伸びなくなると、経費の増加が利益を押し下げ、利益率が下がる可能性があります。
- 会社は今回の材料で通期の業績予想を示していないため、今後の見通しは分かりません。
- 為替の動きは、営業利益より下の損益(為替差損益)や海外での円換算額に影響する可能性があります。
反対材料・気をつける点
- 利益率55.5%はすでに非常に高い水準で、今後も同じ勢いで改善し続けるとは限りません。
- 経常利益は受取利息の増加(71億円→140億円)にも支えられています。ただし本業のもうけである営業利益そのものが大きく伸びているため、増益の主因は本業です。
- 前年同期は為替差益(16億円)でしたが、今期は為替差損(20億円)に変わっており、営業外の損益は押し下げ要因もあります。
5何が起きたら見直すか
- 次の四半期以降に売上の伸びが大きく鈍る、または前年を下回ったとき
- 営業利益率が今回の55.5%を下回って低下傾向になったとき
- 会社が示す通期予想や説明で、設備投資の需要の弱まりに触れられたとき
6検出後の成績
記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。
うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。
関連する会社
「利益率が改善」でも検出された会社
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- 高度紙(3891)2026-10-29・中間期の本業のもうけが2倍超に増加
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「利益が売上より大きく伸びた」でも検出された会社
- 丸三証(8613)2026-10-29・中間期の本業のもうけが約1.9倍に増加
- 水戸証(8622)2026-10-29・手数料収入が増え、本業のもうけが2倍超に
- ルネサス(6723)2026-10-29・営業利益が約5.7倍に。ただし譲渡益を含む
- 菊水HD(6912)2026-10-29・中間期の売上と本業のもうけが大きく増加
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同じ日(2026-10-29)の決算で検出された会社
- エスティック(6161)中間期の本業のもうけが65%増え、利益率は24.8%に
- 第一工業(4461)本業のもうけが2倍超に。通期予想の69%に到達
- 大倉工(4221)大倉工、累計の営業利益が約2倍で通期予想を超過
- ヒロセ通商(7185)中間期の本業のもうけが約2.5倍に増加
- G-ドリコム(3793)本業が前年の赤字から黒字に転換した中間決算
- 武田薬(4502)円安と費用減で中間期の営業利益が6割増
この日はほかにも16社を検出しています(検出一覧)。
2026年10月29日(木)に決算を発表した会社すべて(検出しなかった会社の増益・減益も)
用語
- 営業利益
- 本業で稼いだもうけ。売上から原価と営業にかかる経費を引いたものです。
- 営業利益率
- 売上のうち、営業利益が占める割合。高いほど効率よく稼いでいます。
- 販売費及び一般管理費
- 商品を売るための費用や、会社を運営する費用の合計です。
- 経常利益
- 本業に加え、受取利息や為替の損益など本業以外の収支も含めたもうけです。
- 中間期
- 1年の決算期の前半(ここでは約6か月)の期間のことです。
元の資料
- 2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)2026-10-29 16:00
言葉の意味は決算の用語集にもまとめています。資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-29 20:32(ルール v0.1)
検出理由・株価の反応ごとに見る
- 利益率が改善140社
- 利益が売上より大きく伸びた118社
- 会社予想に対して進みが速い37社
- 赤字から黒字に転換20社
- 来期も大きな増益を予想8社
- 予想を上方修正5社