検出一覧 › 利益率が改善 › 菊水HD › 2026-10-29の決算

2026-10-29 16:40 発表・第2四半期累計

菊水HD6912

中間期の売上と本業のもうけが大きく増加

菊水HDの決算・業績の変化をまとめて見る →決算の推移・業績予想の修正・検出後の成績を1ページに

検出の強さ (理由の重みの合計 4。売買のおすすめ度ではありません)

2027年3月期の中間期(4〜9月)は、売上高が76.5億円と前年同期より15.9%増え、営業利益(本業のもうけ)は11.7億円と38.6%増えました。営業利益率(売上のうち本業のもうけが占める割合)も12.8%から15.3%に上がっています。

1何が起きたか

前年同期今回変化
売上高66.0億円76.5億円+15.9%
営業利益本業のもうけ8.4億円11.7億円+38.6%
営業利益率売上のうち本業で残る割合12.8%15.3%+2.5pt
会社の通期営業利益予想
25.2億円
予想に対する進み具合
46%前年同時期 40%

2なぜ検出したのか

売上が増えただけでなく、売上の伸び以上に本業のもうけが増え、稼ぐ効率が上がった点が検出の理由です。通期の営業利益予想25.2億円に対する進み具合は46%で、前年同時期の40%を上回っています。ただし会社は通期予想を変えておらず、この進み具合が最終的な結果を保証するわけではありません。

  • 利益率が改善+2

    第2四半期までの累計の営業利益率が 12.8% → 15.3%(+2.5ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。

  • 利益が売上より大きく伸びた+2

    売上 +15.9% に対して営業利益 +38.6%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。

会社の説明から読み取れる要因

  • 半導体関連・データセンター関連・車載関連市場の設備投資需要を取り込み、売上高が15.9%増えました。
  • 電源機器群の売上が17.9%増の56.3億円で、直流電源・交流電源・電子負荷装置が評価試験用などに好調でした。
  • 海外売上高が36.1億円と41.4%増え、米国、中国、東南アジア、インドなどで製品が伸びました。
  • 仕入コストや人件費が増えた一方、売上総利益が増えて販売費及び一般管理費の増加(約3.1億円)をまかない、本業のもうけが伸びました。

3市場はすでに気づいていないか

発表後の取引待ち 発表のあと、まだ取引が行われていません。次の取引日のあとに、株価の反応(TOPIX との差)を表示します。

4予想が外れるとしたら

  • 半導体やデータセンター関連の設備投資が慎重になると、主力の電源機器などの売上が伸びにくくなる可能性があります。
  • 海外製品の仕入コストやベースアップなどの人件費がさらに増えると、利益率の改善が続かない可能性があります。
  • 為替相場の変動や、中東情勢・中国経済の減速懸念などの不透明さが、海外売上や費用に影響する可能性があります。

反対材料・気をつける点

  • 会社の説明でも、一部では設備投資の動きに慎重さが見られたとされており、需要が一方向に強いとは限りません。
  • 経常利益には受取配当金など本業以外の収入も含まれます。本業の成績は営業利益で見る必要があります。
  • 通期の業績予想は据え置きで、下期(10〜3月)の需要や費用しだいで進み具合は変わります。

5何が起きたら見直すか

  • 下期の営業利益の進み具合が鈍り、通期予想25.2億円に届きにくくなったとき
  • 半導体・データセンター関連の需要が弱まり、電源機器群の売上の伸びが大きく落ちたとき
  • 仕入コストや人件費の増加で営業利益率が前年同期の12.8%を下回る水準に戻ったとき

6検出後の成績

記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。

うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。

関連する会社

「利益率が改善」でも検出された会社

  • 武田薬(4502)2026-10-29・円安と費用減で中間期の営業利益が6割増
  • コナミグループ(9766)2026-10-29・コナミ、中間期の本業のもうけが73%増え過去最高
  • イビデン(4062)2026-10-29・AI向け基板が好調で、本業のもうけが約1.8倍に
  • 高度紙(3891)2026-10-29・中間期の本業のもうけが2倍超に増加
  • アイザワ証G(8708)2026-10-29・本業が赤字から黒字に転換し増収

ほか134社を見る

「利益が売上より大きく伸びた」でも検出された会社

  • IRJapan HD(6035)2026-10-29・中間期の営業利益が約1.5倍、利益率も大きく改善
  • 丸三証(8613)2026-10-29・中間期の本業のもうけが約1.9倍に増加
  • 水戸証(8622)2026-10-29・手数料収入が増え、本業のもうけが2倍超に
  • ルネサス(6723)2026-10-29・営業利益が約5.7倍に。ただし譲渡益を含む
  • 富士電機(6504)2026-10-29・中間期の本業のもうけが約4割増え、通期予想も上方修正

ほか112社を見る

同じ日(2026-10-29)の決算で検出された会社

  • エスティック(6161)中間期の本業のもうけが65%増え、利益率は24.8%に
  • 第一工業(4461)本業のもうけが2倍超に。通期予想の69%に到達
  • 大倉工(4221)大倉工、累計の営業利益が約2倍で通期予想を超過
  • ヒロセ通商(7185)中間期の本業のもうけが約2.5倍に増加
  • キーエンス(6861)中間期の営業利益が5割増、利益率も5.6pt改善
  • G-ドリコム(3793)本業が前年の赤字から黒字に転換した中間決算

この日はほかにも16社を検出しています(検出一覧)。

2026年10月29日(木)に決算を発表した会社すべて(検出しなかった会社の増益・減益も)

用語

営業利益
本業で稼いだもうけ。売上から原価と販売・管理にかかる費用を引いたものです。
営業利益率
売上高のうち、本業のもうけが占める割合。高いほど効率よく稼いでいることを示します。
中間期
1年の決算期の前半(この会社では4月〜9月)の6か月間のことです。
通期予想
会社が出している、1年間(2026年4月〜2027年3月)の業績見通しです。
経常利益
本業に加え、受取配当金や為替差損益などの本業以外の収支も含めたもうけです。

元の資料

言葉の意味は決算の用語集にもまとめています。資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-29 20:32(ルール v0.1)

検出理由・株価の反応ごとに見る

決算発表日ごと・業績予想の修正の一覧・決算の読み方・決算の用語集・検出後の成績・検出のしくみ