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2026-10-29 11:30 発表・第2四半期累計

水戸証8622

手数料収入が増え、本業のもうけが2倍超に

水戸証の決算・業績の変化をまとめて見る →決算の推移・業績予想の修正・検出後の成績を1ページに

検出の強さ (理由の重みの合計 5。売買のおすすめ度ではありません)

2026年4〜9月の営業収益(売上にあたるもの)は98.0億円で、前年同期より33.4%増えました。本業のもうけである営業利益は11.4億円から26.5億円へと、2倍以上になりました。株式の売買や投資信託に関わる手数料が広く増えたことが、会社の説明で挙げられています。

1何が起きたか

前年同期今回変化
売上高73.4億円98.0億円+33.4%
営業利益本業のもうけ11.4億円26.5億円+131.5%
営業利益率売上のうち本業で残る割合15.6%27.1%+11.5pt

2なぜ検出したのか

売上が3割強増えただけでなく、営業利益率(売上のうち本業のもうけが占める割合)が15.6%から27.1%へ11.5ポイント上がっています。経費の増え方が売上より小さかったため、増えた売上がそのまま利益の大きな伸びにつながりました。

  • 利益率が改善+3

    第2四半期までの累計の営業利益率が 15.6% → 27.1%(+11.5ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。

  • 利益が売上より大きく伸びた+2

    売上 +33.4% に対して営業利益 +131.5%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。

会社の説明から読み取れる要因

  • 受入手数料(株の売買や投資信託の販売などで受け取る手数料)が76億37百万円で、前年同期比34.7%増えました。
  • 委託手数料(顧客の株の売買を取り次ぐ手数料)が29億14百万円(29.4%増)で、日本株・米国株ともに約3割増えました。
  • 投資信託の代行手数料やファンドラップ報酬の増加などで、その他の受入手数料が36億88百万円(37.1%増)になりました。
  • 自社の売買による損益(トレーディング損益)も、米国株式の売買高の増加で18億25百万円(24.9%増)になりました。

3市場はすでに気づいていないか

反応は小さい発表後の値動きは市場全体とほぼ同じでした。業績の変化が、まだ十分には株価に反映されていない可能性があります(市場が別の点を気にしている可能性もあります)。

市場全体(TOPIX)との差
発表直後の取引日2026-10-29(前の取引日の終値と比べて)+1.5%
発表後これまで2026-10-29〜2026-10-29・1取引日+1.5%
発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか-15.5%
発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて3.3倍
  • 発表直後の売買の量(出来高)は、ふだんの約3倍でした。注目が集まったことを示します。

「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。

4予想が外れるとしたら

  • 会社は、業績が株式市況などの動向で大きく変わりうると説明しています。売買が減れば、手数料収入も減る可能性があります。
  • 会社の説明には、7月以降の国内株式市場が日銀の利上げや長期金利の上昇で調整局面になったとあります。市場の環境が変われば、今回のような伸びが続かないかもしれません。
  • 営業収益が増えたことで賞与引当金繰入などの人件費が増えており、販売費・一般管理費は15.4%増えました。収益が伸びなくなると、費用の重みが増します。

反対材料・気をつける点

  • この会社は業績予想を開示していません。今後の利益が今回の水準で続くかどうかは、材料からは分かりません。
  • 今回は上期(半期)の結果です。市場が好調だった時期の数字なので、同じ勢いが続くとは限りません。
  • 税金費用が10億円(144.6%増)に増えたため、中間純利益の伸び(104.1%増)は営業利益の伸びより小さくなっています。

5何が起きたら見直すか

  • 四半期ごとに出る速報値で、委託手数料やトレーディング損益が前の期より大きく減ったとき。
  • 販売費・一般管理費の伸びが営業収益の伸びに近づき、営業利益率が27%台から大きく下がったとき。
  • 株式市況の悪化で、株式の売買高や投資信託の販売が落ち込んだと会社が説明したとき。

6検出後の成績

記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。

発表後の反応が同じ「反応は小さい」だった会社のこれまで

  • 1週間後:市場全体との差は平均 +0.0%、市場全体を上回ったのは 27件中 15件

うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。

関連する会社

「利益率が改善」でも検出された会社

  • 武田薬(4502)2026-10-29・円安と費用減で中間期の営業利益が6割増
  • コナミグループ(9766)2026-10-29・コナミ、中間期の本業のもうけが73%増え過去最高
  • イビデン(4062)2026-10-29・AI向け基板が好調で、本業のもうけが約1.8倍に
  • 高度紙(3891)2026-10-29・中間期の本業のもうけが2倍超に増加
  • アイザワ証G(8708)2026-10-29・本業が赤字から黒字に転換し増収

ほか134社を見る

「利益が売上より大きく伸びた」でも検出された会社

  • IRJapan HD(6035)2026-10-29・中間期の営業利益が約1.5倍、利益率も大きく改善
  • 丸三証(8613)2026-10-29・中間期の本業のもうけが約1.9倍に増加
  • ルネサス(6723)2026-10-29・営業利益が約5.7倍に。ただし譲渡益を含む
  • 菊水HD(6912)2026-10-29・中間期の売上と本業のもうけが大きく増加
  • 富士電機(6504)2026-10-29・中間期の本業のもうけが約4割増え、通期予想も上方修正

ほか112社を見る

同じ日(2026-10-29)の決算で検出された会社

  • エスティック(6161)中間期の本業のもうけが65%増え、利益率は24.8%に
  • 第一工業(4461)本業のもうけが2倍超に。通期予想の69%に到達
  • 大倉工(4221)大倉工、累計の営業利益が約2倍で通期予想を超過
  • ヒロセ通商(7185)中間期の本業のもうけが約2.5倍に増加
  • キーエンス(6861)中間期の営業利益が5割増、利益率も5.6pt改善
  • G-ドリコム(3793)本業が前年の赤字から黒字に転換した中間決算

この日はほかにも16社を検出しています(検出一覧)。

2026年10月29日(木)に決算を発表した会社すべて(検出しなかった会社の増益・減益も)

発表後の株価の反応が「反応は小さい」だった会社の一覧:反応は小さい

用語

営業収益
証券会社の売上にあたるもの。手数料収入やトレーディング損益などの合計です。
営業利益
本業のもうけ。営業収益から費用を引いた利益です。
営業利益率
売上のうち、本業のもうけが何%を占めるかを示す数字です。
受入手数料
株の売買の取り次ぎや投資信託の販売などで、証券会社が顧客から受け取る手数料です。
トレーディング損益
証券会社が自社の資金で売買して得た損益です。
販売費・一般管理費
人件費や家賃など、事業を続けるためにかかる費用です。

元の資料

言葉の意味は決算の用語集にもまとめています。資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-29 20:32(ルール v0.1)

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