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2026-10-27 15:30 発表・第2四半期累計
日鋳造5609
素形材が好調で中間期の営業利益が約8倍に
日鋳造の決算・業績の変化をまとめて見る →決算の推移・業績予想の修正・検出後の成績を1ページに
検出の強さ (理由の重みの合計 7。売買のおすすめ度ではありません)
日鋳造の2026年4〜9月の売上高は65.3億円(前年同期比+8.8%)、営業利益(本業のもうけ)は0.8億円から5.8億円へ大きく増えました。半導体製造装置向けの鋳鋼品の出荷が好調で、販売価格の見直しと生産増も利益を押し上げました。通期の営業利益予想(7.8億円)に対しては、半年で75%まで進んでいます。
1何が起きたか
| 前年同期 | 今回 | 変化 | |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 60.0億円 | 65.3億円 | +8.8% |
| 営業利益本業のもうけ | 0.8億円 | 5.8億円 | +668.4% |
| 営業利益率売上のうち本業で残る割合 | 1.3% | 8.9% | +7.7pt |
- 会社の通期営業利益予想
- 7.8億円
- 予想に対する進み具合
- 75%前年同時期 18%
2なぜ検出したのか
売上は約9%の増加にとどまる一方、営業利益は約8倍になり、営業利益率(売上に対する本業のもうけの割合)が1.3%から8.9%へ上がりました。また、通期の営業利益予想に対する進み具合が前年同時期の18%から75%と速く、会社の予想が控えめな可能性があります。ただし、会社は7月29日公表の業績予想を変更しておらず、上方修正されるかどうかは材料からは分かりません。
- 利益率が改善+3
第2四半期までの累計の営業利益率が 1.3% → 8.9%(+7.7ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。
- 利益が売上より大きく伸びた+2
売上 +8.8% に対して営業利益 +668.4%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。
- 会社予想に対して進みが速い+2
通期の営業利益予想に対して 第2四半期までの累計で 75% まで達成(前年の同じ時期は 18%)。会社の予想が控えめで、あとから上方修正される可能性があります。
会社の説明から読み取れる要因
- AI関連の旺盛な需要を受けて、半導体製造装置向けの鋳鋼品の出荷が好調でした。
- 販売価格の改定と生産増による損益の良化が、会社の想定を上回りました。
- 高架橋向け鋳鉄品の大口案件を、上期の予定通りに出荷しました。
- 素形材の受注残高は49.2億円(前年同期比+85.5%)に増えており、品種別の販売実績も素形材が+36.8%と伸びました。
3市場はすでに気づいていないか
大きく反応した発表直後の取引日に、市場全体より大きく上がりました。多くの投資家がすでにこの変化に気づき、株価に織り込みはじめている可能性があります。
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| 発表直後の取引日2026-10-28(前の取引日の終値と比べて) | +10.2% |
| 発表後これまで2026-10-28〜2026-10-29・2取引日 | +6.0% |
| 発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか | +3.1% |
| 発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて | 44.4倍 |
- 発表直後の売買の量(出来高)は、ふだんの約44倍でした。注目が集まったことを示します。
「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。
4予想が外れるとしたら
- 半導体製造装置向けの需要が弱まると、素形材の出荷や受注が減る可能性があります。
- エンジニアリング関連は受注高が前年同期比38.4%減で、会社は一過性の出荷時期ずれとしていますが、遅れが長引けば売上に響く可能性があります。
- 7月の倉庫火災の復旧に伴い、追加の設備投資や費用が発生する可能性があると会社が述べています。
- 原材料や製品の在庫が増えており(製品及び仕掛品は23.7億円から35.0億円)、販売が進まない場合は負担になる可能性があります。
反対材料・気をつける点
- 高架橋向けの大口案件は上期に出荷済みの一度きりの性格があり、下期は同じ水準が続かない可能性があります。
- 通期予想7.8億円に対し半年で75%の進みですが、会社は予想を据え置いており、下期の見通しは材料からは分かりません。
- 経常利益の増え方(+120.3%)は営業利益(+668.4%)より小さく見えます。前年は受取配当金2.0億円が営業外収益に入っていたためで、今期は0.02億円にとどまっています。
- 災害による損失0.34億円を特別損失に計上しており、今後さらに費用が出る可能性があります。
5何が起きたら見直すか
- 半導体製造装置向けの受注や出荷が減り始め、素形材の受注残高が縮小に転じたとき。
- エンジニアリング関連の売上の遅れが下期に取り戻せず、会社が一過性としていた説明と合わなくなったとき。
- 倉庫火災の復旧費用や追加の設備投資が、現在の想定より大きく膨らんだとき。
6検出後の成績
| 市場全体(TOPIX)との差 | |
|---|---|
| これまで2026-10-28〜2026-10-29・1取引日 | -3.9% |
発表後の反応が同じ「大きく反応した」だった会社のこれまで
- 1週間後:市場全体との差は平均 +2.1%、市場全体を上回ったのは 20件中 11件
うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。
関連する会社
「利益率が改善」でも検出された会社
- SBIGアセットM(4765)2026-10-27・統合効果で売上3.7倍、営業利益4.6倍
- MARUWA(5344)2026-10-27・中間期の利益が6割増え、過去最高を更新
- イマジニア(4644)2026-10-28・中間期の本業が黒字に転換、利益は大きく増加
- 太洋テクノレックス(6663)2026-10-26・累計の本業が黒字に転換、通期予想を超過
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「利益が売上より大きく伸びた」でも検出された会社
- カプコン(9697)2026-10-27・カプコン中間期、売上・利益ともに大幅増で過去最高水準
- アドバンテス(6857)2026-10-28・アドバンテスト、中間期で利益ほぼ倍増し通期予想も上方修正
- ゴールドクレ(8871)2026-10-28・中間期の本業のもうけが約1.8倍、利益率も大幅改善
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- 第一工業(4461)2026-10-29・本業のもうけが2倍超に。通期予想の69%に到達
- 大倉工(4221)2026-10-29・大倉工、累計の営業利益が約2倍で通期予想を超過
- デコラックス(7950)2026-10-29・中間期の本業のもうけが25%増え、利益率も改善
同じ日(2026-10-27)の決算で検出された会社
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- G-リアルゲイト(5532)営業利益が47%増で過去最高、来期も約4割増を予想
- テセック(6337)ハンドラ好調で中間の営業利益が約4倍に
- 今村証券(7175)今村証券の中間期、売上4割増で営業利益は2倍超に
- エスコン(8892)不動産の売却が進み、中間期の営業利益が2倍に
- JPX(8697)JPX、中間期の営業利益が65%増で過去最高ペース
この日はほかにも3社を検出しています(検出一覧)。
2026年10月27日(火)に決算を発表した会社すべて(検出しなかった会社の増益・減益も)
発表後の株価の反応が「大きく反応した」だった会社の一覧:大きく反応した
用語
元の資料
- 2027年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)2026-10-27 15:30
言葉の意味は決算の用語集にもまとめています。資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-27 20:30(ルール v0.1)
検出理由・株価の反応ごとに見る
- 利益率が改善140社
- 利益が売上より大きく伸びた118社
- 会社予想に対して進みが速い37社
- 赤字から黒字に転換20社
- 来期も大きな増益を予想8社
- 予想を上方修正5社