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2026-10-29 11:00 発表・第2四半期累計

山洋電気6516

生成AI向けが好調で、中間期の本業のもうけが約1.8倍

山洋電気の決算・業績の変化をまとめて見る →決算の推移・業績予想の修正・検出後の成績を1ページに

検出の強さ (理由の重みの合計 4。売買のおすすめ度ではありません)

2026年4〜9月の売上は660.2億円(前年同期比+30.0%)、営業利益(本業のもうけ)は89.6億円(同+84.7%)でした。営業利益率(売上に対する本業のもうけの割合)は9.5%から13.6%に上がりました。生成AI関連や半導体製造装置向けの需要が強く、全部門で売上が増えています。

1何が起きたか

前年同期今回変化
売上高507.8億円660.2億円+30.0%
営業利益本業のもうけ48.5億円89.6億円+84.7%
営業利益率売上のうち本業で残る割合9.5%13.6%+4.0pt
会社の通期営業利益予想
200.2億円
予想に対する進み具合
45%前年同時期 45%

2なぜ検出したのか

売上が3割増えただけでなく、利益がそれ以上に増え、稼ぐ効率が4.0ポイント上がったためです。売上が増えたぶん、固定的な費用の負担が相対的に軽くなったことも一因とみられますが、材料からは断定できません。受注高は+71.4%、受注残高は+82.9%と大きく増えています。ただし、通期の営業利益予想(200.2億円)に対する進み具合は45%で、前年同時期(45%)と同じです。予想は2026年10月28日に公表されたもので、今回は変更されていません。

  • 利益率が改善+2

    第2四半期までの累計の営業利益率が 9.5% → 13.6%(+4.0ポイント)。売上が増えたうえで、稼ぐ効率も上がっています。

  • 利益が売上より大きく伸びた+2

    売上 +30.0% に対して営業利益 +84.7%。売上の伸び以上に利益が増える状態です。

会社の説明から読み取れる要因

  • サンエースカンパニー(冷却ファンなど)で、生成AI関連機器やデータセンタ向けの需要が大幅に増えました。セグメント利益は+46.8%です。
  • モーションカンパニー(サーボモータなど)で、半導体製造装置やウェハ搬送ロボット向けが伸びました。セグメント利益は+115.9%です。
  • エレクトロニクスカンパニーの利益は、前年同期の1.2億円から14.6億円に増えました。
  • 日本の売上が305億円から398億円に増えたほか、北米や東アジアも伸びました。

3市場はすでに気づいていないか

下がった業績の数字は良い方向に変わったのに、株価は市場全体より下がりました。市場は数字以外の点(今後の見通し・一時的な要因など)を気にした可能性があります。

市場全体(TOPIX)との差
発表直後の取引日2026-10-29(前の取引日の終値と比べて)-5.4%
発表後これまで2026-10-29〜2026-10-29・1取引日-5.4%
発表前の約1か月20取引日。発表前から期待されていたか-2.0%
発表直後の売買の量出来高。発表前20取引日の平均と比べて5.0倍
  • 発表直後の売買の量(出来高)は、ふだんの約5倍でした。注目が集まったことを示します。

「市場全体との差」は、この会社の株価の上がり下がり(%)から、同じ期間の TOPIX の上がり下がりを引いたものです。差がプラス10%以上なら「大きく反応」、3〜10%なら「ある程度反応」、±3%未満なら「反応は小さい」としています。株価の反応だけで、市場が気づいたかどうかを決めることはできません。目安として見てください。株価:Yahoo Finance(分割調整後の終値)、TOPIX は連動ETF(1306)で代用。

4予想が外れるとしたら

  • 生成AI関連や半導体関連の設備投資が鈍ると、需要が弱まり、売上や利益の伸びが止まる可能性があります。
  • 中東情勢によるエネルギー価格の上昇など、世界経済の変化が顧客の投資意欲に影響する可能性があります。
  • 受注残高は大きく積み上がっています。受注が売上に変わる時期がずれると、期ごとの業績がぶれる可能性があります。

反対材料・気をつける点

  • 営業活動によるお金の増加は31.9億円で、前年同期の76.8億円から減りました。棚卸資産(在庫)が約61億円増えたことが主な理由です。もうけの増加ほど手元のお金は増えていません。
  • 通期予想に対する進み具合は45%で、前年同時期と同じです。この数字だけで、予想を上回るペースとは言えません。
  • 法人所得税費用が増え、金融費用も231百万円から444百万円に増えました。営業利益の伸びほど、最終的な利益の伸びは大きくありません(中間利益は+81.3%)。

5何が起きたら見直すか

  • 受注高や受注残高の伸びが、次の四半期以降に大きく鈍ったとき
  • 棚卸資産(在庫)の増加が続き、営業活動によるお金の増加がさらに減ったとき
  • 営業利益率が今回の13.6%を下回る水準に戻ったとき

6検出後の成績

記録を始めたところ 発表の翌取引日の終値を起点に、1週間・1か月・3か月・6か月・1年後の成績(市場全体との差)を記録します。

発表後の反応が同じ「下がった」だった会社のこれまで

  • 1週間後:市場全体との差は平均 -2.8%、市場全体を上回ったのは 25件中 7件

うまくいかなかった例も含めた記録は成績のページにあります。記録開始:2026-10-14。過去の成績は、これからの成績を約束するものではありません。

関連する会社

「利益率が改善」でも検出された会社

  • 武田薬(4502)2026-10-29・円安と費用減で中間期の営業利益が6割増
  • コナミグループ(9766)2026-10-29・コナミ、中間期の本業のもうけが73%増え過去最高
  • イビデン(4062)2026-10-29・AI向け基板が好調で、本業のもうけが約1.8倍に
  • 高度紙(3891)2026-10-29・中間期の本業のもうけが2倍超に増加
  • アイザワ証G(8708)2026-10-29・本業が赤字から黒字に転換し増収

ほか134社を見る

「利益が売上より大きく伸びた」でも検出された会社

  • IRJapan HD(6035)2026-10-29・中間期の営業利益が約1.5倍、利益率も大きく改善
  • 丸三証(8613)2026-10-29・中間期の本業のもうけが約1.9倍に増加
  • 水戸証(8622)2026-10-29・手数料収入が増え、本業のもうけが2倍超に
  • ルネサス(6723)2026-10-29・営業利益が約5.7倍に。ただし譲渡益を含む
  • 菊水HD(6912)2026-10-29・中間期の売上と本業のもうけが大きく増加

ほか112社を見る

同じ日(2026-10-29)の決算で検出された会社

  • エスティック(6161)中間期の本業のもうけが65%増え、利益率は24.8%に
  • 第一工業(4461)本業のもうけが2倍超に。通期予想の69%に到達
  • 大倉工(4221)大倉工、累計の営業利益が約2倍で通期予想を超過
  • ヒロセ通商(7185)中間期の本業のもうけが約2.5倍に増加
  • キーエンス(6861)中間期の営業利益が5割増、利益率も5.6pt改善
  • G-ドリコム(3793)本業が前年の赤字から黒字に転換した中間決算

この日はほかにも16社を検出しています(検出一覧)。

2026年10月29日(木)に決算を発表した会社すべて(検出しなかった会社の増益・減益も)

発表後の株価の反応が「下がった」だった会社の一覧:下がった

用語

営業利益
本業でのもうけです。売上から原価や販売・管理にかかった費用を引いたものです。
営業利益率
売上のうち、どれだけが本業のもうけになったかを表す割合です。
受注残高
注文は受けたものの、まだ売上になっていない分の金額です。
棚卸資産
売るために持っている製品や材料、つまり在庫のことです。
営業活動によるキャッシュ・フロー
本業で実際に増減した現金の動きです。もうけと同じ額になるとは限りません。

元の資料

言葉の意味は決算の用語集にもまとめています。資料は TDnet にあり、掲載は発表から約1か月です。説明文は AI が会社の資料をもとに作成しました(作成済み)。検出:2026-10-29 20:32(ルール v0.1)

検出理由・株価の反応ごとに見る

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