決算発表はいつ・何時?決算期ごとの時期と発表時刻
決算発表は、四半期(3か月)が終わってから約1か月半後に集中します。2026-09-14〜2026-10-29に発表された決算短信 833社では、期間の終わりから発表までの日数の中央値は 39日、いちばん多い発表時刻は15時30分(458社)でした。
1決算発表の時期は「期末から45日以内」が目安
東京証券取引所は、上場会社に、決算の期間が終わってから45日以内に決算の内容を発表するよう求めています(30日以内なら、より望ましいとしています)。そのため、ほとんどの会社が期末の約1か月後から45日目までに発表します。
- 期末から発表まで(中央値)
- 39日
- 45日以内に発表
- 96%(790社)
- 30日以内に発表
- 34%(278社)
- 本決算/四半期(中央値)
- 45日/38日
日本の上場会社は3月決算(4月〜翌3月が1年)が最も多いため、決算発表は次の時期に集中します。
| 3月決算の会社の決算 | 期間 | 発表が集中する時期 |
|---|---|---|
| 第1四半期 | 4〜6月 | 7月下旬〜8月中旬 |
| 中間期(第2四半期) | 4〜9月 | 10月下旬〜11月中旬 |
| 第3四半期 | 4〜12月 | 1月下旬〜2月中旬 |
| 本決算(通期) | 4〜翌3月 | 4月下旬〜5月中旬 |
期末から45日目は、6月末なら8月14日ごろ、9月末なら11月14日ごろ、12月末なら2月14日ごろ、3月末なら5月15日ごろです。
2この期間に発表された決算の内訳
2026-09-14〜2026-10-29に発表された決算のうち、3月決算の会社は 220社でした。決算期と決算の種類ごとの会社の数と、期末から発表までの日数(中央値)です。
| 決算期・決算の種類 | 期間 | 会社の数 | 期末から発表まで |
|---|---|---|---|
| 3月決算の中間期(第2四半期) | 4月〜9月 | 207社 | 29日 |
| 2月決算の中間期(第2四半期) | 3月〜8月 | 204社 | 43日 |
| 8月決算の通期(本決算) | 9月〜8月 | 116社 | 44日 |
| 5月決算の第1四半期 | 6月〜8月 | 90社 | 43日 |
| 11月決算の第3四半期 | 12月〜8月 | 67社 | 43日 |
| 7月決算の通期(本決算) | 8月〜7月 | 34社 | 45日 |
| 12月決算の第3四半期 | 1月〜9月 | 31社 | 27日 |
| 10月決算の第3四半期 | 11月〜7月 | 22社 | 45日 |
| 1月決算の中間期(第2四半期) | 2月〜7月 | 20社 | 45日 |
| 4月決算の第1四半期 | 5月〜7月 | 13社 | 45日 |
「期間」は年度の始めから今回の決算までの累計の期間です(本決算は1年分)。9社以下の組み合わせ(発表が遅れた会社などを含む)は省いています。
決算期は違っても、締めの月が同じ決算は同じころに発表されます。たとえば2月決算の中間期・5月決算の第1四半期・8月決算の本決算・11月決算の第3四半期は、どれも8月末で締めた決算なので、45日目にあたる10月中旬に集まります。発表の多かった日は 2026年10月15日(木)(134社)、 2026年10月29日(木)(132社)、 2026年10月14日(水)(99社)です。日ごとの一覧は決算発表日ごとにあります。
3決算発表の時刻:多くは取引が終わったあと
東証の取引時間は15時30分までです。株価への影響が大きいため、多くの会社は取引が終わる15時30分ちょうどか、そのあとに発表します。この期間の決算短信 833社では、15時30分以降の発表が 659社(79%)、取引時間中(15時30分より前)が 174社でした。
| 発表時刻 | 会社の数 |
|---|---|
| 15:30 | 458社(55%) |
| 16:00 | 117社(14%) |
| 15:00 | 47社(6%) |
| 14:00 | 33社(4%) |
| 16:30 | 25社(3%) |
| 13:00 | 21社(3%) |
| 12:00 | 18社(2%) |
| 15:40 | 14社(2%) |
取引時間中に発表された決算は、その場で株価が動きます。15時30分以降に発表された決算は、翌営業日の朝の取引で反応します。kabuscope は、発表のあと最初に取引が行われた日の株価を TOPIX と比べて「反応の大きさ」を出し、検出後の成績は発表の翌取引日の終値から数えています(サイトを見た人が実際に動ける最初の時点にそろえるため。検出後の成績)。
4曜日:木曜日が多い
この期間に決算短信が発表された曜日です。
- 月曜日
- 118社
- 火曜日
- 110社
- 水曜日
- 179社
- 木曜日
- 320社
- 金曜日
- 106社
いちばん多かったのは木曜日でした。決算期の最後の日から45日目に近い日に発表が集まるため、曜日の偏りはその年のカレンダーによっても変わります。
5決算発表の日を調べるには
- 会社のウェブサイトの「IR(投資家向け情報)」にある「IRカレンダー」に、決算発表の予定日が載っていることが多いです。
- 決算の期間が終わるころ、会社が「決算発表日のお知らせ」を出すこともあります。
- 発表されたあとは、適時開示(TDnet)で誰でも読めます。TDnet に残るのは約1か月分なので、古いものは会社のウェブサイトで探します。
kabuscope は毎晩 TDnet の決算短信と業績予想の修正を読み、数字の変化をルールで判定しています。3月決算の会社の中間決算が集まる10月下旬〜11月中旬は、検出の数も増える見込みです。
決算の読み方(ほかの記事)
- 決算短信の読み方:1ページ目で見る5つの数字
- 進捗率の目安:第1・第2・第3四半期で何%なら順調か
- 営業利益・経常利益・純利益の違い:3つがばらばらに動いた実例
- 営業利益率の目安は何%?実際の決算で見る分布と、利益率が変わった会社
- 増収増益・増収減益・減収増益・減収減益:4つのパターンの読み方と実例
- 会社の業績予想(通期予想)の見方:増益予想の割合・修正・予想なしの会社
- 業績予想の修正(上方修正・下方修正)の読み方:修正の幅・時期・配当や特別損益との関係
- 好決算なのに株価が下がるのはなぜ?業績が伸びた会社の決算発表後の値動きで見る
- 特別利益・特別損失とは:純利益だけが大きく動いた会社と、よく出てくる項目
- 黒字転換・赤字転落・赤字縮小とは:赤字と黒字が入れ替わった会社の数と実例
- 増配・減配・配当予想の修正とは:決算短信の配当欄の読み方と、増配した会社の数
- 営業外収益・営業外費用とは:営業利益と経常利益の差を作る項目(利息・為替・持分法)と実例
- 決算の用語集(51語)
数字は 2026-09-14〜2026-10-29 に適時開示(TDnet)で発表された決算短信のサマリー(XBRL)から kabuscope が読み取ったもので、毎晩の更新で新しくなります。読み取りの誤りがありえます。特定の銘柄の売買をすすめるものではありません。
検出理由・株価の反応ごとに見る
- 利益率が改善140社
- 利益が売上より大きく伸びた118社
- 会社予想に対して進みが速い37社
- 赤字から黒字に転換20社
- 来期も大きな増益を予想8社
- 予想を上方修正5社